2008年11月13日木曜日

合宿場所のすごい決め方

こんにちは! ほうちです。

まずは11/10、禅太郎さんの記事より引用。


さて、話は変わりますが、明日(火曜日)から、すごい会議、秋の登山合宿があります。
行き先は手白沢温泉、で、そこ、駐車場から、本館までの距離がやけに永い(時間的にいつまでも続くという意味で、「長い」より「永い」なのです)。

そこのホームページ ( http://www.teshirosawa.co.jp/otoiawase/situmon.htm )
によると
Q:送迎は行っていないのですか?
A:申し訳ございませんが、送迎は一切行っておりません。中略 約6km 時間にしておよろ2時間30分ほど徒歩にてお願いしております


というわけで、我々すごい会議のコーチたち(チーム名“Love Me部”)は、11~12日に一泊二日のすごい合宿に行ってまいりました!

すごい(楽しく有意義な)合宿だったのですが、もとはといえば、合宿の場所として手白沢温泉が選ばれた投票の仕組みがすごかった。なので、まずはこの決め方についてご紹介したいと思います。



■合宿場所のすごい決め方

我々“Love Me部”で合宿をやろうという話になったとき、禅太郎さんから提案のあった決め方は「コンクラーベ(ラテン語: Conclave)」のアレンジ。コンクラーベはローマ法王を決めるときの選挙方式で、必要得票数に至る候補が出るまで何回でも投票を行うというもの。

今回はひとりあたりの持ち票は無制限で延々と投票を繰り返し、2回連続で1位だった案を採用するというやり方で、投票が始まった。

候補は手白沢温泉のほかに、マカオ、石垣島、ソウル、ラスベガスなどなど。それぞれ順番に、自分の行きたいところに投票していく。

まずは一周目。

「マカオ 5!」
「手白沢温泉 10!」
「石垣島 20!」
  ・
  ・

マカオに行きたかったぼくは、ソウルの20票より多い数を投票しなくてはならない。

「マカオ 100!」

すかさず禅太郎さんが

「手白沢温泉 500!」

するとトミーさんが

「石垣島1万!」
  ・
  ・
  ・

と、こんな風に、何回でも繰り返す。そのうち、単位がどんどんでかくなってくる。兆、京、垓、・・・那由多、不可思議、無量大数。そこまで来ると後がないので、10の100乗、10の1兆乗、1兆の1兆乗・・・と乗数の勝負になってきた。この間、ゆうに30分はあったかと思う。終わりのない投票にみんながいいようのない疲れを覚えてくる中、禅太郎さんだけが喜々として数字を吊り上げ続ける。そして結局、全員を根負けさせて禅太郎さん案の手白沢温泉が採用された。

結果、ビジネス上の重要なアクションプランと“Love Me部”のさらなる結束という素晴らしい成果を得られた合宿となった。禅太郎さんには手白沢温泉が最高の舞台だという確信があったのだろう。

このコンクラーベ方式、やってみると、自分の推す案に対する確信と情熱が大きい人が勝つということがよくわかった。

あなたもマネジメント手法に採用してみませんか?

この「根競べ」方式。

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