2008年12月26日金曜日

かる~くやってみる

今年も残り少なくなってきましたね。
トミナガです。


某企業調査会社のT氏から聞いた話。

T氏は企業情報・経営者情報を調査するのが仕事なので
社長と会って財務状況などを聞き出したりすることが多いそうです。

その時に、

「社長・・・大変申し訳ないのですが、さしさわりなければ御社の決算書類を拝見させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」

って失礼の無いようにと思って丁寧に言うとあまり見せてくれなくて、

逆に、雑談の中で

「ところで社長、決算書みせて下さい」

ってかる~く言うとほとんど見せてくれるそうです。



すごい会議も参加者へリクエストする際に結構ヘビーな内容(こんなこと聞くか?)でもかる~くリクエストしちゃいます。(こっちが構えると相手も構えちゃう)

「こんなこと言って大丈夫か?」的なリクエストをするときでもかる~くやってみると案外うまくいくことが多いです。



それでは、今日はこのへんで。
トミナガでした!


富永浩義ですごい会議

2008年12月24日水曜日

The Story

The Storyという本がある。これはアメリカの映画脚本家から「教科書」といして使われている本だ。15年ほど前に出会って、今でも時々部分部分を読み返しています。

この本のすごいところは、「型」を多く教えているところ。

ストーリーの基本の型は
「早めに複雑化がおこり、主人公がアクションを進めていくにつれ、よりリスクのでかいジレンマが起こる。そこで主人個の(本人もまだ気がついていない)真のキャラクターが出て来る。」とか。

さざえさんでも水戸黄門でも基本的にはほぼすべてこの型になってる。
さざえさんの例で言うと、なにか(多くの場合カツオ君が)みえぱっりなことを言ってしまって、それがだんだんコントロールできないほど大きくなって、さいごはあやまる(またはトンチで切り抜ける)。

すごい会議もうまくいくと全く同じだ。 すごい会議を始めるとよりリスクのでかいジレンマが出て来る。そこでチームとコーチのキャラクターが試される。

まさにストーリーの中に身をおくことになるってわけです。

ぜん

2008年12月19日金曜日

字幕スーパー付日本語

こんにちは。
クリスマスの華やいだ感じとせつない感じのするこの季節が大好きなトミナガです。


ちょっと前の話。

お気に入りのバーのカウンターで呑んでたとき、僕の3つ左にいた女性をオーナーに紹介されて(トミーさん面白いよ)なんやかやと話していたら、

「トミーさんのお話って字幕スーパーが付いてるみたい」

っていわれました。

むむっ、それは面白い表現だ。で、それってどういうこと?

彼女いわく、”僕のセリフは外国語を聞いているように言葉としてはなんだかよくわからないけど、その意味は今までに聞いたことがないくらいものすごくよく分かる”そうです。

う~ん、それはかなりうれしいぞ。

発する言葉が音としてのみ相手に伝わりながら全体として情報が伝わっているっていうイメージは僕にとってすごく面白いし、この中により効果的なコミュニケーションを行うためのヒントが隠されている感じがしました。

これ、興味深いテーマなので、ちょっと色々考えてみて、何かひらめいた時にまた、発表したいと思います。


それでは今日はこのへんで。
トミナガでした!


トミナガですごい会議

2008年12月17日水曜日

質問の力

今日、セッション後に懇親会があった。

そこで参加者の女の子にされた質問。

「ほうちさんって、いくらですかぁ~?」

・・・・

えと、君なら格安でいいよ。

・・・・

この質問に対しては、こんな答えが出てくるはず。

決して年齢は答えないのです。

質問は、微妙な違いでも答えが全然違うので、言葉は大切に。というお話。

言葉のプレゼント

今年のすごい会議のクリスマスパーティーにて;

で、なんかプレゼント交換みたいなことしようかと思ったのですが、普通にやるのは気に入らない。 そこでひらめきました、「言葉のプレゼント」。

やり方は簡単:
幹事が出席者に、自分がみんなにプレゼントしたい「本の一節」を選んでくるように伝える。
当日みんなその本を持ってくる
で、各自当日その部分を朗読して、その一節に対しての解釈とか感想とかなんでその一節を読んだのか伝える

これだけ。

でね、これが、ヤバイのですよ。 一節読んでると、ちょっと「ぐっ」ときちゃって、それこらえるのちょっと大変なぐらい。なので、やっぱ、まわりの人々にも響くわけです。

僕らこれやったら、一人、がっちり泣きました。

日々僕らは言葉を使ってビジネスをしている。 その言葉に敬意を示す意味も含めて、「言葉のプレゼント大会」を自信を持っておすすめします。
ゼン

2008年12月13日土曜日

リフレクティブ

4月にプレゼンした見込みお客のところに、12月に再度プレゼンをした。5月に「年間の手にいれたい成果」を聞いていたので、それを再度読み上げた。
「その目標を達成するのに解決したい問題がこちらでしたね。」と私は指で4月に課題が書かれた欄をさした。

彼は10秒ほどそれをながめて顔をあげた。
「あれから6ヶ月ちょっと経ってます。どれぐらい成長されましたか?」
「雨宮さん、それが全然」

「ならこのわけのわからない会議やりましょうよ。このままいっても半年後何も良くなっていない感じがします。」

リフレクティブクエスチョンを事前に僕の場合は用意しておいた。それが効いたようでなにより。なぜ効いたかどうかは発注書でわかる。

これにより現状を確認するリフレクティブを新たに手にした。

2008年12月12日金曜日

世界で最も効果的な健康法

こんにちは!最近寝満足気味なトミナガです。

さて、今日は皆さんに世界で最も効果的な健康法をお教えしましょう。
それは、

・古くから受け継がれている伝統的な手法
・特別な器具は使わない
・コストがかからない
・誰にでもできる
・実は誰でも知っている

などの特徴があります。

すなわち、

『早寝早起き腹八分』


「あったりまえじゃ~ん!バカにすんな!」

・・・おっしゃる通り。当たり前のことです。



すごい会議の説明をするとたまに言われるのが

「それって当たり前のことですよね?(早寝早起き腹八分)」

そう、当たり前のことです。
(問題出して、目標決めて、役割決めて、アクションプラン決めて、問題解決し続ける)

ただ、すごい会議が「早寝早起き腹八分」と唱えるだけと違う点は、

・実行されにくいようなものでも実行しやすくする仕組みを持っている

ってことです。

やり方は誰でも知っているし、効果があるってわかってるけど実行されにくい。
当たり前のことが当たり前に行われることってそれだけでも価値がある。


当たり前のことが当たり前に行われることをサポートするのが僕の役目の一つだと思ってます。


今日はこの辺で。
それでは、トミナガでした!

富永浩義と始めるすごい会議

2008年12月10日水曜日

5秒ルールを子育てに応用する

こんにちは! ほうち@インスパイラルです。

以前、ぼくが得意としている「5秒ルール」を紹介しました。

ぼくのやる研修で受講生の方々に約束してもらっているルールで、「講師が質問したら、たとえ答えがわからなくても自信がなくても、5秒以内に手を上げる」というルールです。


★「行動を変えることで意識を変えるすごいルール」
http://sugoicoach.blogspot.com/2008/10/blog-post_655.html


で、ぼくの素晴らしい受講生の一人が、このルールを応用した素敵なエピソードを送ってくれたので、本人の許可を得てご紹介します!



今日、小1の娘が宿題がわからないと泣きついてきました。
宿題がいやで完全に「思考停止」に陥っており、甘えて泣きついてきているのです。

私は、「考えるのをやめるな」「考え続けなさい」とまずは言いました。
でも小1の娘がこんな観念的なことがわかるわけがありません。
そこで、5秒ルールを思い出しました。

泣いている娘をひととおりなだめすかしたあと、一緒に宿題の問題文を読んで、5秒ルールを適用するのです。
問題文を読み終わった後、私がおもむろに5,4,3・・とカウントダウンしだすと、娘はあわてて考え始めます。
子供は素直なもので、一生懸命考えている様子が表情にそのまま出て、手に取るようにわかります。

5秒以内に、娘が何か答えをいうので、「違う」とか「惜しい」とかヒントを与えたりしながら、娘の脳をとにかく活発化させるのです。

これをしばらくやったあと、娘は自力で答えにたどりつきました。すばらしいことです。
娘はとても満足そうでした。


いやあ、ほんとにすばらしい。

このメールを読んで、ぼくなりの気づきもいろいろあるのですが、一旦、読者の皆さんに委ねたいと思います。コメントよろしくお願いします!


ほうち@インスパイラル

「熱海会談」は四文字熟語か?

先週、僕らの先輩である、武沢信行さんから、「社長の四文字熟語」という本が送られて来て、blogで宣伝してくれと手紙が来た。
宣伝します!

1。熱海会談
武沢さんの確実な拡大解釈で、松下幸之助とナショナルショップのオーナーが、不景気でヤバイときに熱海でやった会議、「熱海会談」これが4文字熟語として入っている。
この時代、つまり、サブプライムとかは、一つの現象に過ぎなくて、こういう激動の時代がの中の僕らはいるわけです。そうすると昨日までうまくいってたことが、急にそうじゃなくなったりする。あのスターバックスでもアメリカでは数百店舗閉めて、千人以上リストラ。
こんな状態の中で、我々がどう活躍できるのかのヒントがそこにはある!

2。徒手空拳
これなんて読むかわかる?「としゅくうけん」、ゲーセンの対戦ゲームで、レベル4以上に出て来る技で、下ボタンを押しながら、左右にパンチを出して、立ち上がると出て来る技ではもちろんない。こんな時代、個人プロフェッショナルがどうしたらいいかのヒントが入っている。

3。武沢さん
一緒にポーカーをやって現金が無くなって来たら「キャッシュカード」を出して来た。(これが実話かどうかは、法律上いろいろ問題があるので、ここからは、あくまで、「だったようだ」ぐらいで聞いてほしい)。 僕らいろんな人をちゃかしたり、チャレンジしたりするのですが、向こうの方が度胸が座っていると、おもしろくない!(「ちゃかしゲーム」という視点では向こうの勝ちだから)

4。武沢さん
確か2001年に、コンサルは止めて、文章だけで食べていくことにしたらしい。僕が以前、講演のお願いをしたら、「今はそれはやっていない(2003年当時)」とのこと。これってすごくないか? (今も講演やってないかどうかは知らない)(やってます。そういえば来年の1月に僕がゲストスピーカーで行きます) このあたりの記憶ちょっとあやふやになってきたが、とにかくやると決めたら、そのとうりやる人だ。

5。伝家宝刀
102ページにすごい会議の様子が書いてあること。

6。武沢さん
僕と100式(www.100shiki.com)の田口元を、戦略ゲームでズタボロに負けさせた上に、その日のメルマガの内容は僕らに書かせた。
僕も田口元も、ゲーム(特に頭使うヤツ)好きだし、得意なんっすよ。で武沢さんの打つ手は僕らからすると、「?」が多いのに、気がつくと勝ってる!
で、「夜も遅くなったのでメルマガ書くので帰る」とおっしゃられたので、僕と元ちゃんで、「今晩の分は僕らが書きます(もちろん僕らの署名入り)」ということになった。

7。武沢さん
という生き方があってすばらしい!

宣伝になってないかもしれないが、そういうことです。

http://www.amazon.co.jp/%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%82%8B-%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%81%AE%E5%9B%9B%E5%AD%97%E7%86%9F%E8%AA%9E100%E9%81%B8-%E7%B5%8C%E5%96%B6%E3%81%AB%E5%8A%B9%E3%81%8F-%E6%AD%A6%E6%B2%A2-%E4%BF%A1%E8%A1%8C/dp/4769609914/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1228886706&sr=1-1

2008年12月8日月曜日

やっちまった!

毎度!トミナガです。

この季節になると必ず山下達郎のSeason's Greetingsを聞いてます。
何年たっても色あせない名盤です。


さて、飛行機での出張が多い僕ですが、先日ついにやっちまいました。

(今回の出張も充実してたなぁ~)なんて考えながら、
電車の中で携帯使ってWebチェックイン!

でも・・・ん?ちょっと待てよ・・・。

あ゛~!!!沖縄行きになってる~~~~!!!

水曜日に沖縄から東京へ、さらに戻りもせずに金曜日に沖縄から東京へ行く便を予約してました。(オレはアホか?)

で、まあJALに電話して当日便はもうなかったんで結局もう1泊して朝イチの便で帰りました。

カミさんにいきさつを電話したら、彼女はエライ!

「行きの便を間違えてなくてよかったね」

だって。
確かにそうだ。

あと、この出来事から何を学んだか、何が生まれそうか二人で話してみたら、

・なれてくると油断が生じる(生きた学習)
・衝撃的出来事だったのでもう二度とやらないだろう
・特に大事にいたらないミスだったし、たくさん学んだんでツイテル!

って感じ。

どんな出来事も捉え方ですよね~。

それではまた!トミナガでした。


富永浩義と始めるすごい会議

2008年12月6日土曜日

コンプレックスの棚卸

最近久々に仲間と一緒に、コンプレックスというか、「自分のひどい真実」の棚卸をしました。

棚卸するときは、何パターンかありますが、今回は、
①ひどい真実を具体的に書く
②その真実を、どのような状況、状態にしたいのか理想の状態を書く
③放置しておきたくないものを選び、理想の状態にするために、いつまでにどんな行動を起こすかを書く
というバージョンをやりました。

コンプレックスやひどい真実って、頭の奥の方で渦巻いている時って、すごいエネルギーを奪われますが、
書いて口に出してみると、少し状況が変わります。
書いて音読することで、認めたくないけど認めることになるからです。

実は潜在的に影響されているのに自分で認識していないコンプレックス、もしくは、
なんとなく負のビームを発していることを感じていながら認めたくない気持ちの方が勝っているコンプレックス、、、、、こういうのは、余計なエネルギーを奪っていることがあるので、
ガッツリ認めてあげて、具体的に動き始める方が気分が良くなる場合が多いのです。

潜在意識と無意識は隠せない!

コンプレックスや問題を、自分の成長や進化に活かせることが出来れば素敵ですね。

2008年12月3日水曜日

「場の空気」は読むな!

日々いろいろなビジネスパーソンと接していると、「空気を読まなきゃ」と過剰に気を使っているひとを多く見かけます。

そんなとき、ぼくは「場の空気は読まなくていいよ」と伝えます。

そもそも空気を読むってどういうことでしょう?

広く使われている意味としては、「その場にいる人間の気持ちや話の流れを汲み取り、それに合わせて適切に対応する」くらいの意味でしょう。

しかしこの「汲み取る」というのが実に厄介。「汲み取る」ということは、相手が主張しているわけでもないことを一方的に想像するということ。つまり、本当は相手が全くそんなことを思ってなかったとしても、勝手に想像して自分の行動に制約をかけることになるのです。

また、自分の行動や発言、意思決定などを「場の空気」に左右されてしまうので、行動に一貫性がなくなったり、自分が本当にやりたいことがわからなくなってしまったりします。しかもそれが、本当は相手が思ってもいないことを勝手に勘違いしてるだけだったりしたら最悪。誰にとってもメリットありません。これじゃあ、自分を幸せにする方法なんて考えにくいですよね。

場の空気を壊すのを恐れると、「言いたいことが言えない」「やりたいことができない」という状況になってしまう。でも、空気が読めない奴と思われて嫌われるのも嫌ですよね。

そこでぼくが提案したいのは、「場の空気を見える化する」こと。無理に読もうとせず、確認しちゃえばいい。

たとえば相手の気分を害してしまったようなときは、「あれ?いまちょっとムカついてる?」と言ってしまう。答えがYesでもNoでも、話が進みます。Yesだったり、Noと言ってる顔が仏頂面だったりしたら、素直に謝ってしまえばいい。お互い気を使ってギクシャクするよりよっぽどましです。

さらにお勧めなのは、「場の空気をつくる」こと。話の流れや相手の感情を、意識的にコントロールすることです。

あれ? それって「場の空気」を読まずにできるの? と気づいたあなたは鋭い!

もちろん、いずれも「場の空気を読む」ことが前提のアクションになっています。実はこれ、自分の認識が間違っていれば相手の反応でわかるのがポイント。

自分の意識的な行動に対して反応があれば、そこで学習が起こります。つまり「場の空気を読む力」がどんどん養われて行くのです。

「場の空気を読もう」だと、行動は受動的になり、フィードバックもありません。そうすると場の空気を読む力がつかない。「場の空気」を見える化したりつくったりすることで、自らの意思で「場の空気」に働きかけた方がずっとご利益があります。

あなたをとりまく世界は、あなたを縛るものではなく、あなた自身が変えるものなのです。

2008年12月2日火曜日

司会進行

問題の解決策が30個ほどでてきてどれをやってどれをやらないかを普通は意思決定者が決めていく。

本日のチームはすごい会議を10回ほどやっているのですでにやり方はわかっている。

僕は内心マンネリしている感じがして飛びぬけて成果がでる気がしない。

そこで意思決定を意思決定者がせずに会議に参加しているメンバーにゆだねてみた。

私は「これやります?やりません?」と聞きながらメンバーの顔色を見ていく。
時間がとってもかかる。
しかも「それはこういった理由でやめよう」などと発言する。これは困った。

そこで、どれをやるかやらないかを決める時僕が司会進行するのをやめてみた。

その代り、参加者の中で一番若手のメンバーに「これからの司会は君島さんがやってください。」とお願いをした。

そしたら進む進む。今まで発言をしていないメンバーやできない理由をいうメンバーが色々な可能性を話しはじめてあっさり決まる。ついでに「担当者は誰にするかも決めてください。」というと3分でばしばし決まっていった。

自主性ってこういうことか。今度からその部分はそのようにしよう。もちろん今回はうまくいった。今後このやり方で合わない組織もあるだろう。

自分のアプローチの中でまた新たな引出が増えた気がした。

今日のランチはアバランチ

アバランチ(avalanche )現象とか、アバランチ効果といった用語が理系の言葉の中にあります。これは、なんかのタイミングでそれまでバランスのとれていた状態から、一気になにかが起こる現象のことをさします。

先月、来年夏ぐらいをイメージして、新しい本を書くことにしました。で、最初のコミットメントは12月17日に、第一章(分量イメージとしては1/6ぐらい)を書くと決めました。(11月初旬に決めた)

で、なんやかんやで時間がとれなかったのですが、やっと今日、一日原稿を書く日が確保できました。

さて、コンピューターの前に9時ちょっと過ぎに座ったのですが、一向に書ける気がしません。そこで、お風呂にでも入ろうと、追い炊きをして、服を脱ぐ時に、「延髄(あの脳の後ろの方にある部分)さんよろしく!」口に出して言ってからお風呂に入りました。

意味するところは、僕の無意識の部分さん、いろいろ情報をつなげて、書き出せるとこまで持って行ってくださいというメッセージです。

さて、お風呂から出て10時、書ける気はしないので、ちょっといつもより大きめの音でクラッシックを聞いてました。

11時ちょっと書き出しましたが5行ほどで、失速。

12時ミルクカレーヌードルとコカコーラゼロというジャンクフードの組み合わせのランチ。13時から広尾で、ヘアカットの予約を入れていたので、30分ほどかけて歩いていくことにしました。

12:30歩き出して数分すると、なんか突然、書ける気がしてきました。すぐアジトに引き返して、Mac Airを裸でもって、タクシーにのって広尾へ。お店の人に、「今ひらめいちゃってるんで、これやりながらでもいいですか?」と確認して、待ち合わせソファで書き始め。シャンプー中もアイディアが止まらず、「すみません、紙とペン貸してください」とお願いして、シャンプー中3回中断してメモ。

結局9:30PMぐらいまでそれから書き続けました(途中アジトに戻って来て)。
もっと書ける気もしましたが、体が壊れそうだったので、ストップしたのです。
それからお風呂に入って、ビールのんで、リキュールちょっとのんで11:30PMにベットに入ったのですが、ぜんぜんとまらない。次から次とアイディアが出て来て、枕元のメモ項目は20ほどありました。

僕の無意識さんへ! ありがとう! あなたはすごい!

禅太郎

2008年11月28日金曜日

実益も兼ねた趣味

こんちは!トミナガです。
(最近、大阪でウロチョロしてます)

自分にとってご利益のある言葉を作るのを趣味(実益も兼ねた)としています。
(飛行機や車での移動中に”ぼやぁ~”っと考えてることが多い)

最近ご利益があったのは、

・決めると思ってると決まる。決まると思ってると決まらない
・目標をあきらめる資格を持つ人ってどんな人?
・失敗の定義:挑戦しなかったこと

です。

これ、自分でも使うしすごい会議の場でも使ってます。

過去に書いたものとかもダラダラとまとめてる最中なのでチャンスがあれば(=気が向いたら)どこかで発表しようと思ってます。


今日はこの辺で。
それでは!トミナガでした。
『富永浩義と始めるすごい会議』

2008年11月27日木曜日

ハーレーの強み

先日、今年65歳になる父が急にハーレーを買うと言い出しました。
61歳の母は、自分でも運転したいからこれから大型免許をとると、張り切っています。

バイクと全く接点のなかった団塊世代の夫婦を魅了するハーレー、すごいです。

そういえば、、、と思って、私の「気になるメモ」(好みの言葉や気になる考え方をメモっているもの)を見返してみると、ハーレーの部分を発見。

1. 比較しない
  巨大企業と比べても勝てるはずがないので、とにかく独自性を目指す

2. 挑まない
  自分達で出来るやり方と負けないやり方をめざす

3. 無いものねだりしない
  出来ないことは出来ないと見切りをつける

4. 同じことはしない
  競合の大企業と同じことをせず、新しいことにチャレンジし続ける

それに、ショップの営業マンには数字を課さず、本部が細かいマーケティング情報を
提供することで、営業マンのモチベーションの向上させているとのこと。

この考え、大変気に入りました。
やるべし。。。。

かえってきたらやることのやくそく

昨日、小学3年生の息子たち(双子)のウソが発覚した。

学校の宿題をやらずに「宿題は出てない」とウソをついていた。忘れものも多い。学校で渡される保護者への連絡用プリントも持ってこない。それを指摘されると「何も渡されてない」とウソをつく。

とても元気で素直ないい子たちなのだが、何かに夢中になると他のことが全く目に入らなくなる。忘れものなどもうっかりやってしまうのだが、怒られるのが嫌でその場しのぎのウソをつくことが多い。これまで何度も叱ってきたが、いっこうに改善される傾向もなく、今日は強い態度で臨んだ。

妻から電話で事情を聞いていたので、帰宅してすぐ子供たちを呼んだ。きをつけをさせて1発ずつ頬を張ってから、諭すように言った。

「二度と同じことしないために、どうしたらいいの?」

ぼくの質問に、一人が答える。

「忘れ物しないように気をつける」

ぼくは首を振ってこう返した。

「それじゃだめだ。気をつけてもまた忘れるだけだ。これまでもそうだっただろう。じゃあどうすればいい?」

少し考えて、もう一人が答える。

「学校から帰ってきたらやることを紙に書いて確認する」

素晴らしい答えだ。

「よし、それならいい。じゃあこれから二人で相談して、何を確認すればいいかを紙に書いて、できたら見せにきなさい」

それで出来上がったリストがこれ。


■かえってきたらやることのやくそく
1)しゅくだいをする
2)手がみをみせる
3)あしたのじゅんびをする
4)3)ができているかみる
5)そうじがおわっていなかったらそうじをする
6)1)2)3)5)をできているかもういちどみる



読んだ瞬間、「おお! これはすごくいいぞ! よく考えた!!」と叫んでしまった。我が息子たちながらセンスがいい!(親ばか)

何がいいって、まず自分たちで「やくそく」と書いたこと。明確なコミットメントだ。

さらにいいのは、リストの(4)と(6)。つまり、チェックリスト自体に確認項目が入っていること。これをやるとミスが非常に少なくなる。自分達はいつもうっかり何かを忘れてしまうから、ちゃんと確認できるようにと工夫したらしい。

大人でも、ミスをしたときに「言い訳」とか「単なる謝罪」とか「次から気を付けます」といった、ぼくからすると「まるで役に立たない言葉」を使うことが多い。

で、それは多くの場合「なんで(Why?)そんなことしたんだ!」と聞くから起こる。

建設的な解決策が欲しければ、「どうすれば(How?)いい?」と聞けばいい。

小学3年生でもこのくらいのアウトプットは出せるのだから、社会人なら余裕のはず。

だから、あなたが誰かに改善を求めたければ、「なんで(Why?)」と聞かずに「どうすれば(How?)」と聞けばもっとうまくいく可能性が高い。

というわけで、彼らはこれから毎日、ぼくか妻にやくそくが守れたかどうかを報告することを約束した。

これからどうなるか楽しみです。

2008年11月25日火曜日

失敗

南さん(仮名)が休憩時間中に私に「部長が全然仕事しないんですよね。何回いってもわかってくれないんですよ。」
僕の内心(それはあなたのその人への在り方と言い方が問題だろう)
「そうですか、部長と南さんで話ましょう。」
ところが話し合いに南さんが来なかった。私の失敗はそこで南さんを呼ばなかったことだ。
部長と私が2名でお話をした。
もちろん、問題解決のお話にはならずに終わった。

この時私は感情的になって冷静に物事を見つめることができなかった。
ムカつくような出来事(私にとっては誰かが誰かを中傷するようなこと)は本人の言っていることを鵜呑みにせず、事実を確認するところから始めようと思う。

2008年11月21日金曜日

夢に日付を!夢じゃないものにも日付を!

寒くなってきましたね。トミナガです。

過去のスケジュール帳を見ると10月6日にあった、僕が総務・経理のアウトソーシングをお願いしている社長(女性)との会話。

オフィスが手狭になってきたので引越ししたいと社長がぼやいていたので、

僕:「社長、引越ししたいんですか?」
社長:「そう、やりたいんですよ~。で、やろうと思って半年前に物件を見つけて、そこに決まりそうだったんだけど・・・(どーのこーのと引越しできなかった理由説明を始める)」

僕:「社長、本当に引越ししたいんですか?」
社長:「モチロンですよ」

僕:「じゃあ、いつやります?」
社長「え~、それは、いい物件が見つかってから・・・(どーのこーのと日程を決めきれない理由説明を始める)」

僕:「社長、いい物件って天から降ってくるもの?それとも探すもの?」
社長:「天から降ってくるわけないじゃない。自分で探しますよ。」


僕:「で、社長、いつやります?」
(ここで、社長は「あっ!そうか」の表情)
社長:「分かりました。11月1日に引越します。」

僕:「おっ!すばらしい。じゃあ、僕11月1日の引越し祝いにお花を送りますよ」
社長:「ありがとうございます!楽しみにしてます」



・・・って、ことが(過去のスケジュール帳を見ると10月6日に)あって昨日僕の会社の決算の打ち合わせに行ったら、オフィスに折りたたまれたダンボール箱がたくさんあって、

社長:「富永さん、ちょっと予定より遅れたけど引越しは11月25日になりました。半年悩んでたのがウソにみたいにすぐ決まりましたよ。11月1日まで1ヶ月もないけど大丈夫?っても思いましたけど日付を決めたら不思議とそうなるもんですね~」

ですって。
イイですね~。



やりたいことを確実に実行するために僕が最も重視していることは、実行するための手段や方法ではなく、”日付を決める”ことです。

『やりたいこと決めてそれをやる日付を決めるとそれを実行しようとする方向に思考が働き行動もそこへ向かう』




それではまた!トミナガでした。

極めたものには・・・

私は、2年ほど前から能を習っています。
幼い時に観た薪能は、かなり退屈で、意味もわからないし、動きは少ないし、ツマラナイの一言でした。
なのに、2年前にある能楽堂で観た舞台に、私のDNAがムクムクと何かを感じてしまったのです!
私が能のお稽古に通い始めるのに、そんなに時間はかかりませんでした。

教本には、謡の内容(歌詞)と漢文のように歌詞の横に様々な記号が書いてあり、
音階を示してあります。
最初に師匠に教えていただいたことは、「考えないで、何回も何回も聞いて謡ってとにかく覚えろ!」でした。
能の世界では、私のような30代は、まだまだ子供。
自分の型にアレンジするのは、ず~~っと先の話で、今はとにかく型通りにやることを求められました。
そういえば、ある歌舞伎役者いわく、「『型破り』とは、型が完璧に出来た上で型に拘らず自分流にアレンジをすること。基本の型がろくに出来もしないのに、アレンジすることは『型なし』というのです」とのこと。
とにかく最初は、型通り出来ることが大切であり、今は必死に師匠の模倣ですが、
模倣するのに一番難しいのは、「間」のとり方。
カウントできない絶妙な間。実はこれがまことに気持ちがいいのですが、
この間を習得するには、呼吸をも真似するしかありません。
呼吸にフォーカスすると、色々と見えてくるものがあるのですが、
師匠の呼吸と間は、すごいんです。
師匠の舞台は、それはそれはすごい迫力で、声が大きいわけでなく、動きが激しいわけでもないのに、
とにかく存在がすごく大きいのです。

これは非常に勉強になります。
仕事をしていても、「間」がやけにいい人っていますよね?
黙っていても、なんだかすごいオーラが漂って、存在感がある人っていますよね?
理由なく、圧倒的に魅力的な人っていますよね?

能の世界と人生観には、多くの共通点があります。
きっと、一定以上極めるとパーソナルファンデーションが変わるのでしょう。

「極めたもには華がある」
華のある人間になりたいですね。

2008年11月20日木曜日

心のスイッチ

今日、友人の拓(山崎拓巳さん)から本が送られてきた

「心のスイッチ」というタイトル

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%84%E3%82%8B%E6%B0%97%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81-%E5%B1%B1%E5%B4%8E-%E6%8B%93%E5%B7%B3/dp/4861139260/ref=sr_1_10?ie=UTF8&s=books&qid=1227150888&sr=1-10

このへんさー、僕もとても興味があるわけですよ。

と言うのも、自分で言うのもなんですが、志を高く持つとどうなるか?

そう、壁にぶち当たるわけです。

壁にぶち当たるかどうかはやってみないとわからないけど、もしぶつかったときに、どうすればいいかといのは、しばらく(20年ぐらい)やってると、だんだんコツがわかってくるのです。

これをまとめるってのは、簡単じゃないのよ。というのは、心というのはいつも動いているから、なかなか停止した状態で調べられない。 というわけで、この中から一つでもヒントが得られれば、価値はでかい。なぜなら、やる気そのものが成果とリンクしているから。

で、あと、巻末の参考書籍リストに、「すごい会議」が! そのリストの他の本も、いい本なだけに、嬉しかったー! ありがとう!

2008年11月18日火曜日

漂流ボール

さて、一ヶ月ほど前にこのブログにものっけた漂流ボールですが、この3週間ほど、開発が止まってたのです。問題は8ビットCPUに見切りをつけて、16ビットCPUに以降したら、これが思いの外大変で、開発環境の整備に4万円ぐらいかったのはしかたないとしても、I2Cと言う今まで動いていた基盤内LANも動かなくなった。

で、どうしたら動くのかわからなくて、3週間ほど、もんもんとしてたわけです。

で、新たなデジタルオシロでテクトロのDPO3012だったら、僕の問題が解決できるだろうと考え、値段を調べると新品で70万、中古で一番安いので28万円。で、そりゃー無理と思っていたのですが、いかんせん、どうも開発が進まなくなったので、中古で買っちまおう!と決意しました。

そこで、最後28万円突っ込む前に、調べられることは調べようと思ってやってみると:

1)一カ所誤配線(SDA, SCLの間違い)
2)プロトコル実装上の僕の勘違い
3)今使っているPIC24FのI2Cにはバグがあって、立ち上げ時にコリジョンを起こしているとCPUが勘違いするので、立ち上げ時に工夫が必要ということが、アメリカのユーザー
フォーラムのウェブで発見。

で、解決しちまったのです。

教訓は何かというと、本気でやれば解決するが、その手前だと悩み続ける。

成長

「自分の小さな箱から脱出する方法」という本の最後にこんな言葉があった。
「・他の人が間違ったことをしているのに注目するのでなく、どのような正しいことをすればその人に手を貸せるか考えろ。
・他の人が手を貸してくれるかどうかを気に病むのはやめろ。自分がほかの人に手を貸しているかどうかに気をつけろ。」
ある時僕は成果が出ないのはクライアントのせいにしていた。そこでハワードゴールドマンが「ゆきが何を提供しなかったから成果がでなかった?」と聞かれた。

「相手を本気にさせられなかった。」
「約束を破ることを許した。」
がでてきた。

そりゃ成果出ないわ。誰かのせいにしているうちは。

それ以来セッション外での参加者へのアプローチが変わった。
今までは経営者としか一対一でミーティングをしてこなかったが、参加者と個別にお話するように勝手に体がそうしている。
「提供してこなかった何か」を提供するために。

2008年11月14日金曜日

電車の中で違和感を発している人

みなさんこんにちは!トミナガです。

先日、電車に乗っていたら入り口付近に女優の伊〇美咲に似ているとってもキレイな女性を発見!(外苑前から乗ってきた)

(あぁ~、キレイな人だなぁ~)
って、思ってしばし見とれていたら、だんだん違和感を感じてきました。

(ん?何だろう?この人・・・何かおかしい・・・)
不思議に思って、この違和感の原因を探ろうとして、注意深く見ていると・・・

(あっ!わかった!この人!まばたきしてない!

そう、”外苑前の美咲ちゃん”(勝手に命名)は、まばたきを全くしないんです。
そんなに凝視していたわけでもないんですが、視界に入ってくる”外苑前の美咲ちゃん”は、まばたきをしてない。少なくとも僕が見ている間は。

美人なだけにまばたきを一切しないことでかえってちょっと怖い感じさえ受けます。

(こんな人っているかな?)
あまり、見つめるのも色々問題がありそうなんで、チラチラと見ていると(これでも問題か?)、やっぱりまばたきをしない。この間、2駅。

そこで、ある仮説をたててみました。

「もしかして、”外苑前の美咲ちゃん”と僕がとても相性が良くて、僕のまばたきと彼女のまばたきが完全にシンクロしているかもしれない。つまり、僕がまばたきをするのと同時に彼女もまばたきをするので、彼女がまばたきをしていないように見える」



さぁ、仮説が立ったら今度はこれを確かめてみよう!
ってことで、コンタクトの目の乾きもなんのその、まばたきをガマンして”外苑前の美咲ちゃん”をじ~~~~~~~~~~~っと見ていると、なんと、次の駅で降りるじゃないですか。

(マズイ!)
って思いながらも、仮説を確かめられずにいられない僕は、ホームを歩く”外苑前の美咲ちゃん”をまばたきせずに目で追っていると・・・

なんとあっさりまばたきをしました。

まぁ、当たり前といえば当たり前ですが、ちょっとがっかり。(少なくとも僕の見ている前ではまばたきをしないで欲しかった)

でも、どこからこの違和感が発生しているかがわかったのでひとまず満足。


電車を降りて、目的地に向かう途中、今の一連の出来事をふと思い返してみると、

・電車の入り口近くに立っている美人を凝視
・しかもまばたきせずに
・その人が降りるとホームを歩く姿を目で追っている
・しかもまばたきせずに

ということで、違和感の原因を探そうとして一番違和感を発していたのは僕でした。(笑)






ちなみに、この話は「私達はすごいコーチ」につながる要素は限りなくゼロに近いですが、たまにはこんなのもいいですよね?(ダメ?)


それでは、また! トミナガでした!

2008年11月13日木曜日

合宿場所のすごい決め方

こんにちは! ほうちです。

まずは11/10、禅太郎さんの記事より引用。


さて、話は変わりますが、明日(火曜日)から、すごい会議、秋の登山合宿があります。
行き先は手白沢温泉、で、そこ、駐車場から、本館までの距離がやけに永い(時間的にいつまでも続くという意味で、「長い」より「永い」なのです)。

そこのホームページ ( http://www.teshirosawa.co.jp/otoiawase/situmon.htm )
によると
Q:送迎は行っていないのですか?
A:申し訳ございませんが、送迎は一切行っておりません。中略 約6km 時間にしておよろ2時間30分ほど徒歩にてお願いしております


というわけで、我々すごい会議のコーチたち(チーム名“Love Me部”)は、11~12日に一泊二日のすごい合宿に行ってまいりました!

すごい(楽しく有意義な)合宿だったのですが、もとはといえば、合宿の場所として手白沢温泉が選ばれた投票の仕組みがすごかった。なので、まずはこの決め方についてご紹介したいと思います。



■合宿場所のすごい決め方

我々“Love Me部”で合宿をやろうという話になったとき、禅太郎さんから提案のあった決め方は「コンクラーベ(ラテン語: Conclave)」のアレンジ。コンクラーベはローマ法王を決めるときの選挙方式で、必要得票数に至る候補が出るまで何回でも投票を行うというもの。

今回はひとりあたりの持ち票は無制限で延々と投票を繰り返し、2回連続で1位だった案を採用するというやり方で、投票が始まった。

候補は手白沢温泉のほかに、マカオ、石垣島、ソウル、ラスベガスなどなど。それぞれ順番に、自分の行きたいところに投票していく。

まずは一周目。

「マカオ 5!」
「手白沢温泉 10!」
「石垣島 20!」
  ・
  ・

マカオに行きたかったぼくは、ソウルの20票より多い数を投票しなくてはならない。

「マカオ 100!」

すかさず禅太郎さんが

「手白沢温泉 500!」

するとトミーさんが

「石垣島1万!」
  ・
  ・
  ・

と、こんな風に、何回でも繰り返す。そのうち、単位がどんどんでかくなってくる。兆、京、垓、・・・那由多、不可思議、無量大数。そこまで来ると後がないので、10の100乗、10の1兆乗、1兆の1兆乗・・・と乗数の勝負になってきた。この間、ゆうに30分はあったかと思う。終わりのない投票にみんながいいようのない疲れを覚えてくる中、禅太郎さんだけが喜々として数字を吊り上げ続ける。そして結局、全員を根負けさせて禅太郎さん案の手白沢温泉が採用された。

結果、ビジネス上の重要なアクションプランと“Love Me部”のさらなる結束という素晴らしい成果を得られた合宿となった。禅太郎さんには手白沢温泉が最高の舞台だという確信があったのだろう。

このコンクラーベ方式、やってみると、自分の推す案に対する確信と情熱が大きい人が勝つということがよくわかった。

あなたもマネジメント手法に採用してみませんか?

この「根競べ」方式。

2008年11月11日火曜日

話にならないネタ

昨日カウンセラーと2時間ミーティングをした。
奥さんとの関係・クライアントとの人間関係がより幸せになるための問題解決が目的だった。

私は「クライアントの会議室で参加者にやけにムカつくときがあるんですよ」

カウンセラーの質問は「どんな時にムカつくんですか?」

僕の答えは「ルールをやぶって発言する人をみるとムカつく時があります。1回目と2回目の会議でルールを説明するのですが、6回目の会議でもルールから外れて発言する参加者がいるんですよ。」

はじめはその参加者の能力に問題があると思って3分ほど話していたが、その問題を起こしているのは俺か!と急に気がついた。
「なんか参加者のせいにしてましたけど、実はルールが守れないように伝えて、守れないような仕組みにしているのは僕の問題でした。」と言った。

カウンセラーは「それに今気が付いてどんな気分ですか?」

「なんかいいっすね。カウンセラーとお話するの初めてですがこれはいい」と絶賛をしてしましました。

カウンセラーとお話して気がついたことは
相手の話をニュウートラルに聞いてくれるので話しやすい。
選択を選ぶ質問をしてくれる。
たとえば「それは十分やっていると認識しているのか、まだやれることがあると認識しているのかどちらですか?」
ある出来事が起きた時に何を感じたかを聞いてくれる。

結果、話していてとても気持ちよく心のエネルギーがアップする。

これ自分に効いたので意思決定者のカウンセリングとして契約書に組み込むことにした。

2008年11月10日月曜日

トミー、おまえ偉い!

いやー、こういう商売やってると、いろいろ出くわすのよー、
その瞬間に!

なんつーか、人とか組織が成長する瞬間つーやつです。

で、今日はトミーが書いたBLOGみて、本当に、コイツいい感じで毎日やってるなー!
という感じ。

話は変わりますが、先日ちょっと社内報の取材でお話させていただいた日立ハイテク殿から出来上がった社内報が届いたのですが、同社はなんと、社内の会議室を有料にしたそうです。(会議の予約システムと連動している)「スタートから半年ほどで会議の時間と回数が目に見えて減ってきました。」いいじゃん!

さて、話は変わりますが、明日(火曜日)から、すごい会議、秋の登山合宿があります。
行き先は手白沢温泉、で、そこ、駐車場から、本館までの距離がやけに永い(時間的にいつまでも続くという意味で、「長い」より「永い」なのです)。

そこのホームページ ( http://www.teshirosawa.co.jp/otoiawase/situmon.htm )
によると
Q:送迎は行っていないのですか?
A:申し訳ございませんが、送迎は一切行っておりません。中略 約6km 時間にしておよろ2時間30分ほど徒歩にてお願いしております

ちなみに、そこのホームページによると、「その先、お手洗い等ございませんので、(駐車場にあるトイレを)ご利用になられておいたほうが安心です」

もう昼でも気温は4Cで、雪もときどきちらつくとのこと。

たのしみー!

2008年11月7日金曜日

『禁煙』って書いて壁に貼っておくと禁煙できるか?

さて、トミナガです。

先日、某社長と個人コーチングをしていたら、コミットメントが一つ出てきました。

社長:「2週間に1度、〇〇というテーマで社内勉強会を実施する」

ふむふむ。いいんじゃないでしょうか?
でも、社長、顔は僕の方に向いてますけど、目の焦点が僕の後ろのCDジャケットに合ってます。

すかさず僕は、
トミナガ:「社長、なんか今のヤツこのままだとうまく動きそうにないです」
社長、ちょっと目をそらして、気まずい感じ

そして、次の質問。
トミナガ:「社長、これをやらざるを得ない状況にするにはどうしたら良いですか?」
困惑の(ん?っていう)表情を浮かべた後、

社長:「あ~!それなら社外からゲスト呼んで1時間ばかし付き合ってもらいます。
それなら、やらないとゲストに失礼なので、予定されたやつは必ず実行されます。」

おぉ!ナイス!
さらにもう一つ質問。

トミナガ:「社長、じゃあ、これやりたくてたまらない状態にするにはどうしたら良いですか?」

すると、しばし考えた後、いたずらっぽく笑いながら
社長:「これピザパーティーにしちゃいます。私も含めて参加メンバーはピザが好きなので、ピザ食べながらやりたいです。」

グレイト!


『禁煙』って書いて壁に貼っておくと禁煙できるか?
そりゃ、ほとんどムリでしょう。

それじゃ、それがうまく実行される仕組みやなんらかの仕掛けを作っちゃいましょう。
社内メンツだけじゃなくてゲストを呼ぶ。勉強会をピザパーティーのイベントにしちゃう。

いいんじゃないでしょうか?


それでは! トミナガでした。

2008年11月6日木曜日

ヒーロー

私の大好きなウォーレン・バフェットが、学生と対談している映像をみる機会がありました。

「自分の成功に影響を与えたのは何だったと思いますか?」との学生の質問に彼は、
自分にとってのヒーローと呼べる人物を持つこと、
自分に投資すること、そして、夢中になれるものを見つけること、
と、アドバイスをしているのを聞いて、自分も学生になったように興味深々に 聞いていました。

彼が尊敬するベンジャミン・グレアム(アメリカの著名な経済学者、投資家の父と呼ばれている) の会社に、バフェットが入社した時、彼は給料がいくらかを知らなかったそうです。
なぜなら、この会社で働くことが自分にとっては素晴らしいことであり、ワクワクできる、 夢中になれることがここで出来るとわかっていたから・・・。

私も何か判断するとき、私が尊敬するあの人だったらどう考えるかしら、、、
きっとこう進んでいくんだろうな~と、その人物を通してビジョンをみることがよくありますが、改めて「自分の中のヒーロー」の役割の大きさを知った次弟。

ヒーローへの憧れ、惹かれる想いには、理由がないですからね!
強いです。

2008年11月5日水曜日

難しいって言うな!

もしあなたが、ご自身の抱えている大小様々な問題を抱えたまま困り続けたいという人なら、あなたのために解決策を一緒に探そうとする人に対して「それは難しいですね」を連発するといいでしょう。

そのうち、あなたを「頑張らなくても許される甘美な被害者生活」から引き抜こうとするおせっかいな友人は近寄ってこなくなり、同じような境遇の友人がふえることでしょう。世間を嘆き、互いの傷をなめ合う友達が欲しければそれが一番!

・・・・

とまあ、いつになく皮肉なトーンで書きだしたけれど、ぼくが思うにこれは真実。

コーチや講師をしていると、「難しい」が口癖になっている人によく出会う。例えば、アドバイスを求められて、ぼくがそれに答えたとき。

「なるほど! おっしゃることはすごくわかります。でもそれって難しいですよね?」

という返事。

そんなときぼくは愛をこめて「これ以降、難しいという言葉は禁止していいですか?」とリクエストする。まさに今日もクライアント先で2人にリクエストしたし、先週は「難しいって言うな!」と愛をこめて一喝した。

どんな問題であれ、解決策を考えているときに「難しい」という言葉を使うとその時点ですべて終わるからだ。前向きな思考を止めるのにこれほど有効な言葉もない。

行動の判断には、つまるところ「やるかやらないか」と「やるならどうやってやるか」の2つしかない。難しいかどうかは関係ない。価値のあるものは得るのが難しいに決まってるし、それを得られるのはやり遂げた人だけだからだ。

「やりたいけどできない」「やりたいけど難しい」なんて考えるのは、精神的な負荷が大きいだけでなく、ぼくらにとって最も大切な命(=死ぬまでに残された時間)を支払って問題を背負い続けるだけだ。

だから、そうしたい人は別に止めないけど、そうしたくないと言ってる人が「難しい」を連発してたら禁止させていただく。そして、「難しいのはいいとして、じゃあどうすればできるか?」を質問するのだ。

そう、愛をこめて。


2008年11月1日土曜日

スケーリングの効用

私は今、劇団ひとりの真似をして、パーソナルマイレージシステムを
採用しています。

どんなものかというと、例えば、
・朝瞑想をした 3マイレージ
・ありがとうを3回以上人からいただいた  5マイレージ
・ジョギング5キロ 5マイレージ
・プロとして一日全力を尽くした 10マイレージ
・素敵に元気だった 10マイレージ
・21時以降は食事をしなかった
など、自分の好きな項目をつくって、毎日ポイントを記入していき、
「1000ポイントたまったら、コタキナバルにゴルフに行く!」などその時に気に入っているものを
ご褒美にするんです。

私は冷蔵庫にはって、毎晩その日の総合ポイントを記入するのですが、
これが結構おもしろい。
ダイエットする時に、朝晩体重計にのるだけで、自然に減量が出来るという話が
ありますよね?
それと同じで、ポイントがつくから一生懸命やるわけではないけれど、
スケーリングを毎日することで、絶妙な緊張感があるんです。

誰に見せるわけではないけれど、自分が少しずつ素敵になれる簡単な一人遊び。

なかなかおもしろいですよ。

RIE

2008年10月31日金曜日

問題を2つに分解する。

原因と現象に分ける。「モチベーションが下がっている。」は何かを起こしている原因になっているときがある。やる気がでていないことによって「セールスのクロージングが目標に届いていない」とか。

隣の家が火災だ。という問題を2つに分解する。原因はたとえば「放火」で現象は「隣が燃えている」である。

現象を問題解決することにフォーカスすると信じられないがうまくいく。

会議で参加者が原因を言ったら放置せず現象にフォーカスする質問をする。「それによってどんな問題が現在起きているか?」

その出てきた現象を解決するとおのずと原因も解決されている。

これがすごいコーチ流の問題定義の仕方だ。

すごい家族会議

こんにちは!トミナガです。

長男(小5)が最近なんだか元気が無い。
塾のテストは下降気味だし、学校の宿題も今まで自主的にテキパキ片付けていたのが親に言われるまでやらない。
サッカーはがんばってるが調子は今ひとつ。
笑顔も少ない感じがしている。


そこで・・・、じゃーん!
そう、そんな時こそお父さんのすごい会議の出番です!



父と母と長男の3人で「第1回すごい家族会議」を実施しました。

長男が出してきた問題は、



でした。
ふむふむ・・・なるほどね。

それで、まぁ何やかやとありまして、戦略的フォーカスが決まり(彼の腹に落ちたのを確信!)、最後に彼が”今日得たもの”として出してきたのは、



う~ん・・・。我が息子ながらすばらしい!
会議の前後では明らかに顔の表情が変わってます。

このすごい家族会議は、多少のアレンジはあるもののほぼ僕がクライアントさんの会議室で行うのと同じ手順で行いました。

息子と我々両親ともに「やって良かった~」っていう満足感を持って終了です。
改めて(もう何度改めたかわからないけど)すごい会議の威力を知りました。

あと、「お父さんの仕事は何をやってるかわからない」長男の僕の仕事に対する理解が進んだ(であろう)ことも収穫でした。


それでは、また! トミナガでした。

2008年10月30日木曜日

「迷い」を捨てることができた

昨日、クライアント先ですごい会議のDay4だった。

セッションの最後、いつものように、すごい会議の手順で決められた質問をした。

「今日、何を得ましたか?」

参加者のみなさんは、各自ポストイットにその答えを書く。そこに書かれていることはつまり、ぼくが提供できた価値そのものだ。そこで、昨日いただいた言葉をご紹介したいと思う。(全部紹介。一人複数書いていることもある)

・○○(会社名)を良くしていきたいという強い志
・期日の意識
・チームワーク
・言いづらいことを発表する気持ちが、改善への取り組みの第一歩だという認識
・自分の弱い部分が見えるようになって、前向きなことを考えられるようになった
・自分に与えられた役割を確認し、その実行への強い気持ちを得ました。
・できないではなく、やるためにどうしたらいいかを考える意識改革
・メンバー全員との問題意識や目標達成に向けた強い共有認識
・出来ない理由よりやるための方法を先に考えるようになった
・今後の目的が明確
・団結力(チーム)

そして一番うれしかった、社長のことば。

・「迷い」を捨てることができた

セッションが終わり、社長と二人で振り返りをしたあと、他の会社の経営者の方をご紹介いただけませんか?とお願いしたら快く承諾して、すぐに数人の社長を紹介してくれた。あまりに迷いがなかったので、こんな質問をしてみた。

「社長にとって、ぼくを雇ってみて一番良かったことはなんですか?」

「本当に大事なところで背中を押してもらえたこと。社内の人間だと、どうしても厳しくなりきれない。本気で背中を押してくれるコーチが社外にいることは本当に価値があると思いました」

その会社では、ぼくを雇う前に本を読んですごい会議を実践していた。やっている手順は同じなので、高いお金を払ってコーチを雇うからには、手順でないところで価値を感じてもらわないと意味がない。そこを認めてもらえたことは本当にうれしかった。

そしてぼくは、改めていつも「すごいコーチならどうするか?」を考えて行動することの重要性を再確認したのでした。


ほうち@インスパイラル

2008年10月29日水曜日

定食屋にて

浜松町のお客さんとのミーティングが1PMからあって、11:50分ぐらいに現地の駐車場に車を止めました。1時間ぐらいあるので、吉野家で、必殺「牛皿大盛り+ライス少なめ+一味+紅ショウガ」を体内システムに入れ込もうと歩き出したら、定食屋があって、カキフライが美味しそうに入り口付近にディスプレーとしておいてありました。

0.1秒で必殺のプランは放棄して、カキフライプランへGO!

まだ12時前だったので、ほとんど客が入っていない店内。 僕は、「カキフライ定食」とオーダーすると、なんと1分ほどで、定食が出てきました。

「んんん?」 1分で、出て来るということは?

カキフライに醤油をかけて(僕は醤油派なのです)口にいれると、やはり、ぬるい!
なんか、このままだと、今日一日がだめになりそうです。

店、出ようかと思ったり、いろいろ頭の中をめぐりましたが、2個目を胃に入れた時点で口から

「すいません、お金余計に払ってももいいので、揚げたてを食べたいです!」

店内は、一瞬シーンとなりました。

おばさんは、0.8秒ほどの間のあとに、「はい、わかりました」といって、またすぐに(30秒ほどで)カキフライ定食をもってきました。(こんどは、あげたてのやつをのっけて(カキフライ作り続けてるから))

やはり、こちらのほうがおいしい!

合掌

2008年10月24日金曜日

お客様よりもお客様の会社の成功にコミットする

セールス時にある社長が「雨宮さん、来年の5月にキーとなるメンバーが2名入ってくるのでその時からすごい会議をお願いしたいのですが」と言った。

僕はすかさず「そうですか。かしこまりました。来年の5月まで約8か月ほどありますが、その間にどんな成果が起きていたら最高に誇らしい会社となりますか?」
と質問をした。

「売上55億の達成です。」
私はその後いくつかの質問をした。そして「社長、ここから提案なんですが、55億やるのに僕と一緒にこれしません?」と言うと「わかった。やる。」と言ってクローズした。

5月まで待っていたらその間クライアントの売り上げ達成率は85%で終わってもおかしくない。キーのメンバー2名が来る前に、55億の約束を今のメンバーで達成していると、その2名はさらに活躍が望まれる。

相手がなんと言おうと目指している成果にむけて成功のフレームワークをこちらがしっかりひるまず、引かずやればいい。それがすごいコーチである。

うまくいっていることをしゃべるときの顔

こんにちは!トミナガです。

すごい会議のセッションでは、最初に必ず「うまくいっていること」を発表しあいます。
みなさんすでにご承知の通り”「うまくいってること」をしゃべるとムード良く会議をスタートしやす”いんですが、

「この顔どう見てもうまくいってることしゃべってる顔じゃないよ~。これじゃあムードも良くならないよぉ~」

って僕が感じるときがあります。

これ何とかしたかったんで最近はどうしてるかっていうと、ホワイトボードに



                   ↑
こんな感じの絵を描いて、

「みなさん!うまくいってることしゃべってる人の顔って(A)と(B)のどっちだと思います?」

って質問します。

で、答えはあまり聞かずに、また「(B)の顔で発表して下さい」ってことも言わずに「では、続きをどうぞ」って言うだけで、ほとんどの人が(B)の顔で発表し始めます。また、聞いているほうも発表者の表情や内容を楽しそうに聞き始めて、いい感じのムード♪

視覚を効果的に使うと言葉のトンガリ感が減るし、イメージが共有しやすいんで参加者もコーチもすごく楽ですね。


・・・・ところで、今、このブログ書きながら気づいたんですが
絵を多用するのは、僕のコーチングのカラーかも。(この話はまたの機会に)


それでは、また!トミナガでした。

2008年10月23日木曜日

すごいその日暮らし

昨晩、久しぶりにランボーの#1を見て、最後のスタローンの一言、つい重ねて言ってしまったのが、 (I'll live) day by day. つまり、その日その日を生きるというセリフ。
10年以上ぶりに見たのに覚えてるぐらいなので、多分僕の人生観に影響を与えてる言葉なのです。

で、話は今日の午後、拓ラジ( http://www.sanctuarybooks.jp/takulife/ )なるものに呼んでいただき、20分ほど、拓さんと( 凄いことはアッサリ起きる -夢‐実現プロデューサー山崎 拓巳さん)話をしてきました(要チェック)。これも出るの楽しみでさー、だからこの数日輝いてたわけよ。で、(これ言っていい?)、謝礼が現金で31,500円! で、僕、現金大好きなのです。 もう、現金の封筒を見たらワクワクしてしまって、この現金で、今日寝るまで、どう楽しむか、すぐにプランができました。


「Hand to mouth作戦」
そう、英語で言う「手にしたものが、そのまま口に入っちゃう(あまり良くない意味で(そいいうことだと一般的には貧乏が続くから))」という意味なのですが、今どき、食うに困らないじゃないっすか。 そこで、もらったお金を、寝る前までに、口に入れちまおうって作戦です。

作戦1:青山長寿庵で蕎麦
お金いくらでもあるから、好きな物食え! しめて11,450円

作戦2:いい具合でよっぱらたから、カラオケ!
しかし、どうしても、パターがほしかったので、8:30PMに閉まってしまう、ビクトリアゴルフ青山店へ! で、3000円はポケットに入れて(カラオケリザーブ)レッツゴー

作戦3:店員に、3、000円をのけた、残りのお金16、550円を見せて、
「これで買えるパターください。」
で、店員さんは、16,460円のパターを試し打させてくれて、これもなんかの縁ということで、購入。で、ポイントが3%たまって、468円分買い物ができるということで、小物購入(75円ポケットから出す)(店員さんがレジで曰く「計算したんですか?」)
 で、残金3,005円

作戦4:カラオケ店の受付で、
「3,000円しか持ってないのですがいけますか?」
「ただいまのお時間1時間1900円+ファーストドリンクです」とのことだったので、
レッツゴー。 でさー、これが、最後の10分ぐらいになると緊張するわけですよ。
クレジットカードも、免許証ももってないから、足りなかったら、「ごめんなさい」でそれが通用しなかったら「警察」か「裏口でボコボコ(というイメージ)」でしょ。
マジ、ドリンクオーダーするときに、「3,000円で済むか確認してください」とお願いするだけでなく、万一自動的に延長になっちまったら、これも路頭に迷うことになるので、自分から15分前ぐらいにフロントに電話して、「あと何分ですか?」

作戦5:で、残り19円は、
コンビニでレシートのコピーをとって(10えん)
残り9円。 この5円玉は、グリーンマーカーにすることにしました。 (ご縁だし!)

これ、やけに楽しかった。

若者よ、現金だけもって、外に出よ!



成長の瞬間

一見些細な事が、チームの成長を妨げていることがよくあります。

あす商品開発チームの会議での出来事。リーダーが、明らかにメンバーの自分に対するリクエストが気に入らなかったらしく、(本人は決して気に入らない・・とは言わないが、私とまわりにはそう見える)
リクエストに対する返事に「愛と納得感」がありません。

リーダーと私が話をした結果、次回から返事の仕方、反応の仕方を変えることを、彼は私に約束しました。

そして、次の会議に彼は、約束通り、誰がみてもわかるくらい明確に、行動を変えたのです。

結果、チームの雰囲気は変わり、そのチームが目指していた展示会は大成功しました。

「誰が見てもわかるくらい明確に行動を変える」ことで、彼が一つ確実に成長した瞬間でした。

小さな成長の積み重ねが、次へのステージへの階段なのだと私は信じています。

2008年10月22日水曜日

行動を変えることで意識を変えるすごいルール

ぼくはすごい会議のコーチのほかに、ビジネススクールや企業研修で講師をやっている。

ぼくの講義では、一番最初に「5秒ルール」という約束をとりつける。文字通り、講師であるぼくが質問したら5秒以内に手を上げるというルールである。これがとても評判がよくて、こんな感想を多くもらう。

・研修というと、どちらかというと聞き放しになることが多いので、まず5秒ルールが与えられた中で、 「まずは初回、自分の考えをアウトプットしてみよう」ということにチャレンジしてみました。

・5秒ルールびっくりしました。芳地先生は良い腕しているなーと思いました。気づけば分からないなりに、手を上げている自分がいました。弊社の会議もあの活気が欲しいものです。

・5秒ルールというのは斬新でした。まず短時間で何かを考え出すだけでも、パワーが必要だと実感しましたね。 今後とも何とか遅れずに講義&勉強会についていこうと思います。

・講義中の5秒ルール。手を挙げなかったときには、自分自身の中でどこかで考えるのを止めてしまっているのを感じました。

このルールのすごいところは「自信がなくても、答えがわからなくても手を上げる」というところにある。(もちろん、短時間でそれにコミットしてもらうには多少のコツが必要ですが)。

研修に限らず、学習効果を高めるには、能動的にインプット(聞く・読む)するとともに、自分なりの考えをアウトプット(書く・発言する)ことが不可欠。そしてこれは参加者もわかっていて、「効果を上げるために、積極的に手をあげて発言するのと、ただ聞いているだけなのとどちらがいいか?」と聞かれると、ほぼ全員が発言したほうがいいと答える。

しかしいい年をしたビジネスパーソンともなると、的外れな発言で恥をかくかも知れないということに対する抵抗感が相当に大きい。積極的に発言することが良いことだとわかってはいても、そのように行動できない。

するとどうなるか?

人間は矛盾に耐えられない動物なので、「良いとわかっているのにできない」のは「できない理由があるから」だ、という風に(きわめて自然に)考えつく。

残念ながら、行動を変えるより、それができない理由を考えた方が楽なので、多くの人はこう言いだすのだ。「自信がないから発言できない」「答えがわからないんだからしょうがない」「だいたいわかってるけど言葉にならないから、誰かの意見を聞こう」・・・

しかしながら、試しに5秒ルールに乗っかってみた人はすぐに気づく。「やってみたらできた」「やってみたら自分の不十分なところが明らかになった」「手を上げられない自分と向き合って改善点がわかった」などなど。

「自信がないからできない」

自分の口からそんな言葉が出てきたら、5秒ルールでチャレンジしてみてほしい。だって、チャレンジしたことがないのに自信などできるはずもないし、何度もやってみてうまくいったら自信も持てる。自信がないことを「できない理由」にしている人は、残念ながら、一生できるようにならない。

もしかしたら一生できなかったかもしれないことを、5秒でやってしまえる。これがルールの力だ。

行動を変えるには、出来ない理由を苦労して克服する必要なんてない。やっちゃえばいいのだ。


ほうち@インスパイラル

すごいサポート

クライアントの進捗会議に通常私は参加しない。

しかし、それだとどんな進捗会議をしているのかわからない。へたしたらすごい会議流とはかけ離れた普通の会議をしていたら効果半減である。

そこで10月29日の東京のクライアントの会議室に出向いてどんな進捗会議をしているか観察をしてくる。
そこでもしっかりサポートできたら、彼らは更に成功に近くなる。
とっても楽しみだ。

2008年10月19日日曜日

すごいお客(様)

最近、日本発のインターナショナルブランドをやっている会社の社長とセッションの進め方の話をしていると:

「そうそう、僕ら、恥ずかしいけど、売り上げ10億円ぐらいのころから、日本一になるって言ってたんだよ」

とおっしゃられた。

実際僕たちのお客様には、そういう方が多い。それが売り上げだったり、質や遊び心だったり、世界一だったり、微妙に違うけど、行きたいところの理想を、かなり他と違うところでもってる。

ある会社(公開している情報です)は、売り上げ7千億もいってないのに、2016年までに1兆円やるっていってるし。 

で、僕らのお客さんは、実際に7年前の売り上げが2500億円程度から5000億円に行ったり、学生からの人気がやけに高すぎて(日経の学生が入りたい会社ランキングで、かなりいいところにいった)、「来年ランク下げて、もっと、僕らに会った人間だけ応募するようにしよう」なんて贅沢な状態になったりしてる。

で、実際に成功するかどうか? それはやってみないとわからない。

でも、そういう日本一の目標を聞く、それの達成の手伝いをすごくしたくなる。

すごい会議のコーチは、抵抗できないほどすごい目標を聞くと、いつもより多めに回します;)

2008年10月16日木曜日

期待とは別のものが手に入ったとき

ボエノスディアス! 東シナ海NO.1のすごいコーチ トミナガです。


先日、ある会社で金曜日にすごい会議の導入が決まり(社長が合意書にサイン)喜んでいたところ、休み明けの月曜日に

「富永さんやっぱりやめます」

という電話がかかってきました。
(いきなり背中から切りつけられたか?!)

で、まぁ色々あって結局、僕の心も萎えてしまったので今回は(多分将来も)見送りとなりました。


コレ、非常に問題だと思ったので、その晩は近くの酒屋でシャンパンを買ってきてカミさんと乾杯しました。(問題が出たらそれを喜ぶのがすごいコーチ!)


「今回の結果は何かをオレに教えようとしている。
それは、相手が欲しているものをもっと知るようにってことかもしれないし、
接触の初期段階で何がしかの違和感を感じたらそれが何か自分の中をトコトン掘り下げてみるってことかもしれない。
あるいは、予期せぬ出来事に対して冷静に局面を打開する手段を探すってことかもしれない。」

「いずれにせよ、当初の自分の期待(A社にすごい会議を導入し、会社に変革をもたらす!)は手に入らなかったが、別のことがたくさん手に入ったことを喜びたい。
それでは、カンパーイ!ルネッサーンス!」

パチ!パチ!パチ!パチ!

カミさんもイヤな顔一つせず、「すばらしい!」ってほめてくれました。


私が言うには「うまくいかなかったなぁ~」って嘆くよりも、「この結果は自分に何を教えようとしているのか?この結果から自分は何を得たのか?」って考えるほうが前に進みやすいです。


あと、「カミさんが支えてくれてるなぁ~」ってあらためて感じたことも、僕が手に入れた重要なものの一つでした。



それでは、グダイマイト! トミナガでした。

2008年10月15日水曜日

すごい会議家族バージョン

最近、両親の雰囲気に明らかな変化が見られるようになりました。
きっかけは、「すごいやり方」という書籍に書いてあることを
私のサポート付きで、ひとつひとつ、母が実行したことでした。

決して難しいことではありません。

例えば
①「相手に復讐しない」
新しいテーブルクロスにお茶をこぼした父に、いつもだったら
「もう~~!!またこぼして!!さっき替えたばっかりなのに・・・。
いつも貴方はすぐこぼすんだから!洗濯するのは私なのよ!」
と、父に復讐のミサイルを発射していました。

すごいやり方にすると
「パパ(ハートマーク)、出来るだけこぼさないでくれると嬉しいわ~、ね!」
と変化しました。

そこでどうしようもない冷たい、非建設的な空気が流れることなく、
明るい話題に入っていけることは、すごい変化です。

②「会話はリクエストと提案のみにする」
父が決めてきた案件に
「貴方、それはおかしいんじゃないの?」
「それ、今一ピンとこないわ」
という「問題を単なるコメント、指摘」が多発していました。

すごいやり方にすると
「パパ、今回の旅行は、2泊ではなくて、4泊にしない?
近くに良いゴルフ場があるみたいだから、そこでラウンドしたいの!」
「それについてはもう一度○○さんに相談してみて、
ここの部分を変更してみない?」
という、提案とリクエストが出てくるようになりました。

結果、あんなに頻繁に冷戦(というか母の一方的な攻撃で、
父は嵐が過ぎるまで一言も話さない、そして、母の抱えているストレスと問題は
何も解決せず、父はその問題を認識することも出来ず、時間だけ過ぎる状態)
は、全く勃発しなくなり、
還暦を越えた二人は今、ラブラブです。

シンプルだけど、やっぱりこれってすごいやり方!!
人の人生を変えることが出来るんですもの。

うまくいく方をやるためにはどうすればいいか?

企業にしても個人にしても、「どちらの選択肢がうまくいくか」の判断はそれほど難しくない。

例えば、稼ぎの多いビジネスパーソンになるために、どちらの選択肢の方がうまくいくか?

・自分なりの夢や目標を持つのと持たないのとでは?
・家に帰ってTVを見るのと、ビジネス書を読むのでは?
・パチンコに金を使うのと、セミナーに金を使うのでは?
・問題が起こったときに、できない理由を考えるのと、どうすればうまくいくかを考えるのでは?
・時間や約束を守るのと守らないのとでは?

例えば、成長する会社になるために、どちらの選択肢の方がうまくいくか?

・会議で毎回、誰がいつまでに何をやるかが決まるのと、それが曖昧なまま終わるのでは?
・問題が起こったとき、問題を無視するのと、誰のせいなのかを考えるのと、どうすればいいかを考えるのとでは?
・時間や約束を守るのと守らないのとでは?


なんと簡単なクイズだろう。

しかし、多くの人や組織では、それができない。
やった方がいいことはわかっていても、できない。

それを指摘されると、できない理由が山ほどでてくる。
でも、どうしたらできるかはあまり出てこない。

お勧めな方法はたくさんあるが、そのひとつは「ある部分に限定して、そこだけは絶対に譲らない」ということ。

たとえば、平日だけは絶対にTVを見ない。
たとえば、この会議だけは決めたことを必ず守る。

これが一定期間できれば、他のことでも同じようにできる可能性が高い。だったら、その人がうまくいく可能性もまた高まる。

さらにお勧めなのは、それを「自分に対して率直にものを言ってくれる人」に約束し、律してもらうこと。

ぼくは嫁さんに、約束を破りそうだったら「それでもすごいコーチなの?」とバカにしてくれるようお願いしている。(3週間前にお願いし、すでに2回言われて、効果を実感してます)

もしあなたが自分の何かを変えたいと思っている人なら、ぜひ1週間だけでも試してみてください。

2008年10月14日火曜日

すごいおじさん

禅太郎です。

今、僕のおじさんのお通夜とお葬式で、僕の故郷の仙台に来てます。

今お通夜がおわったところです。

で、その(洋志)おじさん(高校の先生をしていました)、前日に60人の会場にするか、150人の会場にするかで迷って、60人の会場にしたのですが、集まったのが300人!

これ、おじさんがどう生きてきたかの履歴書みたいな感じで、僕はいろいろ感じてしましました。

キリスト教に「死後裁かれる」というのがありますが、なんていうか、死んで、その人のすごさが再認識される。 

仙台のこういった行事には、出来る限り参加させてもらってますが、そのたびに、なんか(自分でいうのもなんですが)成長して帰ってきます。

合掌

どこでもすごいコーチ

リフレクティブクエスチョンリスト

行動についてのリフレクチョン
「それを他人がみたらどう思うか?」
責任を引き寄せるリフレクション
「それを行うのに鍵を握っているのはだれか?」
話し方のリフレクション
「どんなスピーチだと相手のやる気が一段あがるか?」
客観的第3者の視点のリフレクション
「それを聞いて僕はどう思ったと思うか?」
不安を払拭し成功のリフレクション
「上手くいった時はどんなアプローチでやったか?」

普段タイミングよく使うために私はこれを自分用のアジェンダに毎回手書きでメモってます。

2008年10月13日月曜日

Nomad Ball

この2ヶ月はまっているものがあります。
それは、漂流ボール!。
漂流ボールとは、僕が2年ほど前にコンセプトをつくったもので、衛星電話とカメラと太陽電池をボールに詰めて海に(黒潮に)流す。そして、そのボールが、流れるままに、夕日を毎日一枚カメラで撮って僕に送って来るというプロジェクトです。




で、総予算は100万円なのですが、すでに情報代、開発器具やツール(ソフトウェアのライセンスも結構します)等で20万円ぐらいつかっています。

で、今どのぐらいできているかというとーー!



このぐらい。

現在のところ
1)右側のGPSモジュールから現在地を取り出して計算。
2)その下にある(写真では見えませんが)デジタルコンパス(方位磁石)から現在の向きを計算。
といったところが出来上がっています。今後は

3)来週にJPEGカメラが届くので、そのデータを、メモリに読み込む
4)太陽電池から充電電池(このユニットの下についてます)に充電
5)衛星電話モジュール(これが単品では一番高くて、約8万円、プラスアンテナが数万円します)へ、データを送る
6)ハウジング(バレーボールぐらいの大きさの透明な容器というのが僕の今の所のイメージ)
7)各種テスティング

で、その1)と2)までいくのに2ヶ月もかかっているのです。

細かい話はすっとばしますが、このボールに積載するCPUが小型かつ機能がしぼりこまれているので、制作者側がかなり気を使わないとうごいてくれないのです。
(たとえばRAM、多くのPCには1G(ギガ)バイトとか入っていますが、このユニットには386バイトしかはいっていません(100万分の1も入ってない!)。
その386バイトのメモリーを使い回しながらやると、三角関数一回使うと20バイトほど取られるので、かなり難しいわけです。(もちろんそれ以外にも多数の障害あり!)

これ、毎朝、つくりかけのプラモデルがあるようで、生活にはりがでます。

どう、このボール、すごくない?

ぜん

2008年10月10日金曜日

結婚披露宴とすごい会議

ハ~イ!トミナガです。

結婚披露宴って「これで終わり」って言わないで「お開き」って言いますよね。
実はすごい会議も会議の終わりは「お開き」(って言ってないけど)になってます。

会議室を出た後に、

「あ~あ・・・、なんだか大変なことになっちゃったなぁ~・・・」

って思うのか。

「よっしゃ~!やったるでぇ!(金やん)」

って思うのかによって、その後の成果に与える影響が異なってきます。

最近僕が特に意識して取り組んでるのが「会議室を出た後の参加者とその周りの人の行動にどんな影響を与えられるか」です。

で、すごい会議の最終日で実施したのが、

「今まで手に入ってなくて、すごい会議を行うことで初めて手に入ったことって何か?」

って質問して、
それを巨大ポストイットに一人一人書き込んでもらって、
全員がそれを見ながら発表していく
ってことをやりました。

そうすると、参加者から自然と「おぉ~!」って歓声と大きな拍手が湧き上がって非常に良いムードでお開きに!

しかも、社長がこのセッションのメンバーではなかったので、皆が書き込んだ巨大ポストイットを社長のトコに持っていくと、社長ものすごく感激!(翌日の朝礼で喜びを熱く語ってたそうです。)


会議室出た後の参加者の行動や会議室の外の人にも影響を与えることが出来る人って「すごいコーチ」だね♪


それでは、チャオ!

2008年10月8日水曜日

すごいコーチは本気で約束を守る

ある日、クライアント先でのこと。

その日は「すごい会議」のDay3。Day1・2で定めた高い目標とコミットメントに関して起こっている問題を解決する4時間セッションだ。セッション10分前に会議室に入ると、社長秘書さんが会議の準備をしていた。世間話をしながら今日の資料を取り出し、並べ始めたところでこう言われた。

「ほうちさん、今日2人欠席なんですよ」

すごい会議では、何よりもこの会議を優先すること、常にオンタイムで全員が集まることを約束する。実際、この前のセッションではその約束を書いた紙に全員が署名していた。約束は、さっそく破られた。

ぼくはすぐに、机にならべた資料を回収し始めた。そこに社長が登場。

「社長、今日2人欠席だそうですが、このままやりますか?」
「ああ、やむを得ない事情なので、問題ないです。やりましょう」

すごいコーチなら、こういうときどうするか?
もちろん、約束を破ることを許さない。

「問題大ありです。ぼく今日セッションやりたくないんですけど。ここで約束を破ることを許せば、全員がコミットした戦略的フォーカス(短期的な目標)が、期限直前になって“やむを得ない事情”でできなくなる可能性が極めて高くなります。今日は中止でお願いします」

「・・・・わかりました。みんな、今日は中止ということで」

そのあと、別室で1時間社長と話した。そこで明らかになったことは、会社にとって最も重要なことに関して、常に“できない理由”として立ちはだかっている真実。幹部全員がどうにもできないと思っていたそのことが、このチャンスにどうにかできると、この会社にとって極めて大きな価値がある。結局、その問題の解決を社長がコミットしてミーティングは終わった。ぼくが迷わずにキレたことは、結果として、大きな価値をもたらした。

クライアントがつくった目標の達成に、クライアント以上に本気になれるか。顧客を失うリスクを冒してでも、原則を曲げない姿勢を貫けるか。それができなければ、「私はすごいコーチ」とは言えない。

ぼくがすごいコーチとしてひとつ成長できた1日だった。

2008年10月7日火曜日

1日目

本日すごい会議1日目のセッションをした。
最近行っていることは
自分がいろいろ説明的にしていたところを質問に変換して気がつかせることが可能かチャレンジしている。

たとえば、「携帯電話の電源を切ってください。」とお願いしていたところを「携帯電話が会議中にぶるっとするとどんな反応が起きますか?」「その反応は会議にどんな影響をおよぼすとおもいますか?」といった具体です。

こfれもリフレクティブクエスチョンの一つです。

2008年10月6日月曜日

すごいムカつき(学習)

さて、大橋禅太郎です。

実はさっきですね、メールが入っていて、今月に予定されているインタビューに当初の予定だった3人に加えて、クライアントに禅太郎さんのファンがいるから、直接お話をお聞きしたいので、2名増えて、5名で行きたいというメッセージを受け取りました。

で、僕は、なんか知らないのですが、ちょっとムカついてしまったのです。

多分、今、寝不足だったら、速攻「いえ、御受したのは、インタビューなので、当初合意した3名でお願いしますっ!」とメールを書いていたかもしれません。

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さて、僕らすごいコーチ達は、ある学習方法を使っていて、それが効き目がすごいのです。

その名は”リフレクティブ ラーニング”

方法自身は80年代の始めにアメリカで開発されたのですが、あまり聞かれませんでした。
ところが、この数年、組織開発系のセミナーやワークショップに行くと、このリフレクティブ学習法が、いろんなところで使われています。

この学習法は、教科書や正解や教えてくれる人が無いときにどう学習するかの方法論でもあります。

で、やり方は至って簡単:

1)リフレクティブ ラーニング ジャーナルを用意する
多くの読者の方はこのステップでつまづくかもしれませんが、要するに、白紙の紙があればそれでオッケー(マジ) 僕の尊敬するリーダーシップ開発財団のCCL (www.ccl.org)で行われた3日で40万円のワークショップでは、初日にリフレクティブ ラーニング ジャーナルが全員に配られました。 興奮して開いてみると、中身はただの白紙のノート!で、これは紙でも、コンピューターファイルでもかまいませんが、紙の方が僕は好きです。

2)そのジャーナルに
起こった出来事を書く:(ここでは、感情や、意見や、将来の見通し等は書かずに、なにが起こったかだけを書く(結構最初はこれが難しい))
例:本日4:40pmに、1時間のインタビューを依頼されている会社(謝礼3万円)からメールがあり、クライアントがすごい会議のファンなので、同席したい。合計5名になる。とのメールがあった

3)そのジャーナルに
どう自分が反応したかを書く:(物理的にでも、行動でも、感情でも)
-なんかしらんがむかついた
-別に5名になってもどうってことないのに、ムカついた自分に興味を持った
-作業を中断して、このBLOGを書いた。

4)そのジャーナルに
その出来事と反応を振り返るとどんな学習があったかを書く:(書き始めるときは、どんな学習があったかわからなくてもかまわないので、とりあえず書き始めるのが重要)
「勝手に、甘えられると」僕が感じられること(または、「重要視されていない?」というかすかな感情?)があるとムカつく傾向が高い。 気がついたのは

大丈夫 / だめ
甘えられる / なめられる
カジュアル / 無礼
予定通り / 予定変更(してもいいだろうと相手が勝手にそう思っている雰囲気で、予定変更のリクエストをしてくるとき)
僕との約束がしっかり尊重されている上での予定変更 / それ以外の予定変更
しっかりした謝礼 / 3万円(これは冗談)

でも、3万円じゃなかったら(30万だったら)、反応ちがってたと思う(これは、僕が「尊重されてる」と感じるかどうかの違いだと思う。

5)そのジャーナルに、将来の行動を変えるとしたらどう変えるか書く

悪い例:むかつかないように心がける (感情は起こってしまうものだから感情を起こさないようにするのは、精神的コストがメリットに比べて高すぎることが多い)

良い例:おー、これ思いつかないぞ!

というのもオッケー! (思いついたらそれでもよし)

というふうに、 書き進めていくわけです。

僕らのすごいコーチ達は月2回ほど集まっているのですが、僕がフィードバックするときや、学習するときは、このリフレクティブ学習法も使ってます。

学習の戦術と、ツールが自分達にフィットしたものがあると無いのでは、すごい差が出る!!(マジ)

(ちなみに前述のCCLに行くと、「学習戦術」に関するアセスメント(現状調査)とどうすると、学習がよりうまくいくかの、ワークショップや製品も販売してます)

では!

大橋禅太郎

2008年10月2日木曜日

すごい方をやれ

「すごいコーチ」っていうクレドを掲げると僕に何が起きたか?

ここ2、3日で気づいたのは、”うまくいく方をやれ!”のように”すごい方をやれ”っていう風に思考と行動が変化しました。

たとえば、何かやらないといけない作業があっても、なんのかんのと理由をつけてそれをやらない自分を正当化しようとした時。

「すごいコーチならどうするだろうか?」って自分に質問すると「おっと!すごいコーチならこんなにダラダラしないぞ!」って感じで、やけに動きやすくなりました。

他にも、

「すごいコーチなら今日のミーティングでどんな成果を出すだろうか?」
「すごいコーチなら今期の売上はどのくらい上げるだろうか?」
「すごいコーチならこんな時に落ち込むだろうか?」
「すごいコーチならこんな時に相手を恨んだりだろうか?」
「すごいコーチなら朝一番の仕事は何をするだろうか?」
「すごいコーチならお昼は何を食べるだろうか?」

で、たとえ結果があまりよろしくなくても「すごいコーチなら自分を責めない」って(自分で勝手に)決めたので、精神衛生上非常によろしい。

あと、矛盾しているようですが、

「すごいコーチはすごくなくてもいい」
(すごいに縛られてるとすごくない)

っていうのもイイ感じ♪

2008年10月1日水曜日

マイ・クレドのすすめ

ぼくら、すごい会議のコーチの間で定めたクレド「私達はすごいコーチ」。

このブログは、ぼくらがクレドによって常に「すごいコーチならどう判断するか?どう行動するか?」を考え、そのように生活していくことで、もっともっとすごいコーチになっていくプロセスをレポートするために作られました。今後、5人のすごいコーチがリレー形式でブログを担当していきます。

最初なので、そもそもクレドとは何かの説明を。

信条とか規範、行動指針などと訳されますが、要するに「私はこのように行動しますという約束」のこと。リッツカールトン日本支社長の高野登氏は、著書『サービスを超える瞬間』の中でクレドをこう説明しています。

「・・・よく誤解されるのですが、クレドはマニュアルではありません。マニュアルは従業員の言語や文化的背景、あるいは教育レベルが多様化しているアメリカ社会で発達したもので、いうなれば頭で理解させて守らせるルールです。
 一方、クレドは心で納得して実践するものです。同じ感性と価値を共有した人がほんとうに心からクレドに納得していれば、マニュアルのように細かい決まりを定めなくても、自然に同じ振る舞いができるというのがクレドの基本的な考え方です。・・・」

つまりマイ・クレドを持つメリットは、ぼくが言うには「自分の発言や行動に望ましい一貫性を持たせられ、しかもそれが誰にも強制されず、守ること自体が喜びとなる」ということ。そういうの持ってないよという方は、試しに作ってみて、1週間だけでもいいので守ってみてはいかがでしょうか。それによって何か変化が起こるかも知れません。

というわけで、私達すごい会議のコーチはこれから「私達はすごいコーチ」と唱えながら日々を生きるのです。(宣言)


ちなみにぼくはこのクレドをつくるまで、30代半ばになる自分のおなかが日々ゆるんでいくことを「許したくないのに許し続けて」いました。その結果、とうとうウエストが90cmに到達!(けっこうショック)。高脂血症、高血糖、高血圧などは全くないので真のメタボではないですが、ウエストサイズは立派なメタボ基準になってしまいました。

しかし、すごいコーチなら「許したくないのに許し続けている」という「ひどい真実」を絶対に許さない!ので、昨日からジム再開。引きしまったウエストを取り戻すべく、今日もこれから汗を流しに行くのでした。

2008年9月30日火曜日

ブログ

先週の火曜日からブログを書く予定であったが急遽やめた。僕の師匠を差し置いて、生意気に先にブログをアップするのは大変失礼かとおもい、今日から書くことに決めた。

マイクレド

私の信念の一つに「問題を解決する」というのがある。

お客様の問題解決をするのがとっても好きだが、自分の問題を解決するのはめんどくさいときがある。(だから僕はお客様に呼ばれるんだろう)

ここ最近問題をみつけたら仲間で問題解決をしている。

これが効く。それがすごいコーチである。

小さな美意識

人間の美意識って、どこで形成されるのでしょう。

幼い時、私は母に
「靴は必ずそろえること!」
「お箸はこのように使いなさい!」
「自分の人生に関して、周囲に感謝をしても、不満を言う権利はなし!」
など、生活の細かいことから、人生観まで、色々刷り込まれて育ちました。

それは、大人になった今でも自分の小さな美意識になっていますが、

一瞬ビジネスに関係ないようなコトも、

「何を大切にして生きるか」って

実はとても大切な意味があるんですよね。


ただ、たいそうで、カッコイイものじゃなくてもよくて、

小さな「大切にしていること」の積み重ねが結構意義深い・・・。


「毎日トイレ掃除する&シーツをビシーッと整えて仕事に出かける」とか

「靴は毎日ピカピカに磨く」とか

「夜寝る前に、神様に感謝を伝える」とか、、、

これは、最近私がとても尊敬する女性経営者から聞いた小さな美意識。


「すごい」って、そんな小さな美意識の積み重ねなのかもしれませんね。

「人生で大切にしてること」を本当に大切にしながら動いていれば、

きっと気持ちイイ・・・はず。

「すごい」とはどういうことか?

マイクレドを宣言して一週間。
で、僕らの信条(クレド)は「私達はすごい会議」。

で、これを決めるといくつかの反応がありました。

心理的反応&それへの反応

1)今日のXXXのミーティング「すごい」状態にしてやろう (心理的反応)
 クライアントが僕が思う「すごい」アイディアに乗り気で無くても、最後まで熱意を持って売り込むという行動になりました。 マイクレドが無い時は、僕のアイディアにクライアント殿の食いつきが一見よくないときは、「あ〜、どうも失礼いたしました〜」的に、他のトピックに動いていたことが多い。(行動の変化)

2)おいおい、今日も「すごく」するのか、ちーとかったりーな。(心理的反応)
 で、実際全部のミーティングや案件を一気に「すごく」しようとすると、これが当初想像していたよりも大変。 僕は「『信条』だからそれ決めれば、それどおりにやるのが、我々でしょー」というのがあったし(もちろん今もある)、一気にやるのが好きなのも手伝って、一気に出来ないと気に入らない。そこでストレスにもなるわけです。

 以前お客さんから、
「禅太郎さん、ハイパフォーマンスを維持するのってすごく大変じゃないですか?」と訪ねられて、僕の答は
「それ、ハイパフォーマンスの定義うまく行かない形でとらえてます。」と答えたが、本当はこういえば良かったと今考えるのは、「ハイパフォーマンスとは、高い目標とうまく付き合うというのも内包していて、常にハイパフォーマンスにはならない自分自身を認識して、その上で、完璧で無い自分自身を受け入れるのがハイパフォーマンスのポイントの一つです。」ということ。

で、これ、なかなか自分に置き換えると「完璧でない自分」は受け入れ難い!

で、どうするかと言えば、そうなのです、誰でも(僕自身も)完璧ではないのです!とまずは受け入れようというわです。

ただしリレーエッセイを書かなかったやつは受け入れない!
ウソ、まずは受け止めて、それから激フィードバック?

2008年9月24日水曜日

テスト

テストです。