2008年10月31日金曜日

問題を2つに分解する。

原因と現象に分ける。「モチベーションが下がっている。」は何かを起こしている原因になっているときがある。やる気がでていないことによって「セールスのクロージングが目標に届いていない」とか。

隣の家が火災だ。という問題を2つに分解する。原因はたとえば「放火」で現象は「隣が燃えている」である。

現象を問題解決することにフォーカスすると信じられないがうまくいく。

会議で参加者が原因を言ったら放置せず現象にフォーカスする質問をする。「それによってどんな問題が現在起きているか?」

その出てきた現象を解決するとおのずと原因も解決されている。

これがすごいコーチ流の問題定義の仕方だ。

すごい家族会議

こんにちは!トミナガです。

長男(小5)が最近なんだか元気が無い。
塾のテストは下降気味だし、学校の宿題も今まで自主的にテキパキ片付けていたのが親に言われるまでやらない。
サッカーはがんばってるが調子は今ひとつ。
笑顔も少ない感じがしている。


そこで・・・、じゃーん!
そう、そんな時こそお父さんのすごい会議の出番です!



父と母と長男の3人で「第1回すごい家族会議」を実施しました。

長男が出してきた問題は、



でした。
ふむふむ・・・なるほどね。

それで、まぁ何やかやとありまして、戦略的フォーカスが決まり(彼の腹に落ちたのを確信!)、最後に彼が”今日得たもの”として出してきたのは、



う~ん・・・。我が息子ながらすばらしい!
会議の前後では明らかに顔の表情が変わってます。

このすごい家族会議は、多少のアレンジはあるもののほぼ僕がクライアントさんの会議室で行うのと同じ手順で行いました。

息子と我々両親ともに「やって良かった~」っていう満足感を持って終了です。
改めて(もう何度改めたかわからないけど)すごい会議の威力を知りました。

あと、「お父さんの仕事は何をやってるかわからない」長男の僕の仕事に対する理解が進んだ(であろう)ことも収穫でした。


それでは、また! トミナガでした。

2008年10月30日木曜日

「迷い」を捨てることができた

昨日、クライアント先ですごい会議のDay4だった。

セッションの最後、いつものように、すごい会議の手順で決められた質問をした。

「今日、何を得ましたか?」

参加者のみなさんは、各自ポストイットにその答えを書く。そこに書かれていることはつまり、ぼくが提供できた価値そのものだ。そこで、昨日いただいた言葉をご紹介したいと思う。(全部紹介。一人複数書いていることもある)

・○○(会社名)を良くしていきたいという強い志
・期日の意識
・チームワーク
・言いづらいことを発表する気持ちが、改善への取り組みの第一歩だという認識
・自分の弱い部分が見えるようになって、前向きなことを考えられるようになった
・自分に与えられた役割を確認し、その実行への強い気持ちを得ました。
・できないではなく、やるためにどうしたらいいかを考える意識改革
・メンバー全員との問題意識や目標達成に向けた強い共有認識
・出来ない理由よりやるための方法を先に考えるようになった
・今後の目的が明確
・団結力(チーム)

そして一番うれしかった、社長のことば。

・「迷い」を捨てることができた

セッションが終わり、社長と二人で振り返りをしたあと、他の会社の経営者の方をご紹介いただけませんか?とお願いしたら快く承諾して、すぐに数人の社長を紹介してくれた。あまりに迷いがなかったので、こんな質問をしてみた。

「社長にとって、ぼくを雇ってみて一番良かったことはなんですか?」

「本当に大事なところで背中を押してもらえたこと。社内の人間だと、どうしても厳しくなりきれない。本気で背中を押してくれるコーチが社外にいることは本当に価値があると思いました」

その会社では、ぼくを雇う前に本を読んですごい会議を実践していた。やっている手順は同じなので、高いお金を払ってコーチを雇うからには、手順でないところで価値を感じてもらわないと意味がない。そこを認めてもらえたことは本当にうれしかった。

そしてぼくは、改めていつも「すごいコーチならどうするか?」を考えて行動することの重要性を再確認したのでした。


ほうち@インスパイラル

2008年10月29日水曜日

定食屋にて

浜松町のお客さんとのミーティングが1PMからあって、11:50分ぐらいに現地の駐車場に車を止めました。1時間ぐらいあるので、吉野家で、必殺「牛皿大盛り+ライス少なめ+一味+紅ショウガ」を体内システムに入れ込もうと歩き出したら、定食屋があって、カキフライが美味しそうに入り口付近にディスプレーとしておいてありました。

0.1秒で必殺のプランは放棄して、カキフライプランへGO!

まだ12時前だったので、ほとんど客が入っていない店内。 僕は、「カキフライ定食」とオーダーすると、なんと1分ほどで、定食が出てきました。

「んんん?」 1分で、出て来るということは?

カキフライに醤油をかけて(僕は醤油派なのです)口にいれると、やはり、ぬるい!
なんか、このままだと、今日一日がだめになりそうです。

店、出ようかと思ったり、いろいろ頭の中をめぐりましたが、2個目を胃に入れた時点で口から

「すいません、お金余計に払ってももいいので、揚げたてを食べたいです!」

店内は、一瞬シーンとなりました。

おばさんは、0.8秒ほどの間のあとに、「はい、わかりました」といって、またすぐに(30秒ほどで)カキフライ定食をもってきました。(こんどは、あげたてのやつをのっけて(カキフライ作り続けてるから))

やはり、こちらのほうがおいしい!

合掌

2008年10月24日金曜日

お客様よりもお客様の会社の成功にコミットする

セールス時にある社長が「雨宮さん、来年の5月にキーとなるメンバーが2名入ってくるのでその時からすごい会議をお願いしたいのですが」と言った。

僕はすかさず「そうですか。かしこまりました。来年の5月まで約8か月ほどありますが、その間にどんな成果が起きていたら最高に誇らしい会社となりますか?」
と質問をした。

「売上55億の達成です。」
私はその後いくつかの質問をした。そして「社長、ここから提案なんですが、55億やるのに僕と一緒にこれしません?」と言うと「わかった。やる。」と言ってクローズした。

5月まで待っていたらその間クライアントの売り上げ達成率は85%で終わってもおかしくない。キーのメンバー2名が来る前に、55億の約束を今のメンバーで達成していると、その2名はさらに活躍が望まれる。

相手がなんと言おうと目指している成果にむけて成功のフレームワークをこちらがしっかりひるまず、引かずやればいい。それがすごいコーチである。

うまくいっていることをしゃべるときの顔

こんにちは!トミナガです。

すごい会議のセッションでは、最初に必ず「うまくいっていること」を発表しあいます。
みなさんすでにご承知の通り”「うまくいってること」をしゃべるとムード良く会議をスタートしやす”いんですが、

「この顔どう見てもうまくいってることしゃべってる顔じゃないよ~。これじゃあムードも良くならないよぉ~」

って僕が感じるときがあります。

これ何とかしたかったんで最近はどうしてるかっていうと、ホワイトボードに



                   ↑
こんな感じの絵を描いて、

「みなさん!うまくいってることしゃべってる人の顔って(A)と(B)のどっちだと思います?」

って質問します。

で、答えはあまり聞かずに、また「(B)の顔で発表して下さい」ってことも言わずに「では、続きをどうぞ」って言うだけで、ほとんどの人が(B)の顔で発表し始めます。また、聞いているほうも発表者の表情や内容を楽しそうに聞き始めて、いい感じのムード♪

視覚を効果的に使うと言葉のトンガリ感が減るし、イメージが共有しやすいんで参加者もコーチもすごく楽ですね。


・・・・ところで、今、このブログ書きながら気づいたんですが
絵を多用するのは、僕のコーチングのカラーかも。(この話はまたの機会に)


それでは、また!トミナガでした。

2008年10月23日木曜日

すごいその日暮らし

昨晩、久しぶりにランボーの#1を見て、最後のスタローンの一言、つい重ねて言ってしまったのが、 (I'll live) day by day. つまり、その日その日を生きるというセリフ。
10年以上ぶりに見たのに覚えてるぐらいなので、多分僕の人生観に影響を与えてる言葉なのです。

で、話は今日の午後、拓ラジ( http://www.sanctuarybooks.jp/takulife/ )なるものに呼んでいただき、20分ほど、拓さんと( 凄いことはアッサリ起きる -夢‐実現プロデューサー山崎 拓巳さん)話をしてきました(要チェック)。これも出るの楽しみでさー、だからこの数日輝いてたわけよ。で、(これ言っていい?)、謝礼が現金で31,500円! で、僕、現金大好きなのです。 もう、現金の封筒を見たらワクワクしてしまって、この現金で、今日寝るまで、どう楽しむか、すぐにプランができました。


「Hand to mouth作戦」
そう、英語で言う「手にしたものが、そのまま口に入っちゃう(あまり良くない意味で(そいいうことだと一般的には貧乏が続くから))」という意味なのですが、今どき、食うに困らないじゃないっすか。 そこで、もらったお金を、寝る前までに、口に入れちまおうって作戦です。

作戦1:青山長寿庵で蕎麦
お金いくらでもあるから、好きな物食え! しめて11,450円

作戦2:いい具合でよっぱらたから、カラオケ!
しかし、どうしても、パターがほしかったので、8:30PMに閉まってしまう、ビクトリアゴルフ青山店へ! で、3000円はポケットに入れて(カラオケリザーブ)レッツゴー

作戦3:店員に、3、000円をのけた、残りのお金16、550円を見せて、
「これで買えるパターください。」
で、店員さんは、16,460円のパターを試し打させてくれて、これもなんかの縁ということで、購入。で、ポイントが3%たまって、468円分買い物ができるということで、小物購入(75円ポケットから出す)(店員さんがレジで曰く「計算したんですか?」)
 で、残金3,005円

作戦4:カラオケ店の受付で、
「3,000円しか持ってないのですがいけますか?」
「ただいまのお時間1時間1900円+ファーストドリンクです」とのことだったので、
レッツゴー。 でさー、これが、最後の10分ぐらいになると緊張するわけですよ。
クレジットカードも、免許証ももってないから、足りなかったら、「ごめんなさい」でそれが通用しなかったら「警察」か「裏口でボコボコ(というイメージ)」でしょ。
マジ、ドリンクオーダーするときに、「3,000円で済むか確認してください」とお願いするだけでなく、万一自動的に延長になっちまったら、これも路頭に迷うことになるので、自分から15分前ぐらいにフロントに電話して、「あと何分ですか?」

作戦5:で、残り19円は、
コンビニでレシートのコピーをとって(10えん)
残り9円。 この5円玉は、グリーンマーカーにすることにしました。 (ご縁だし!)

これ、やけに楽しかった。

若者よ、現金だけもって、外に出よ!



成長の瞬間

一見些細な事が、チームの成長を妨げていることがよくあります。

あす商品開発チームの会議での出来事。リーダーが、明らかにメンバーの自分に対するリクエストが気に入らなかったらしく、(本人は決して気に入らない・・とは言わないが、私とまわりにはそう見える)
リクエストに対する返事に「愛と納得感」がありません。

リーダーと私が話をした結果、次回から返事の仕方、反応の仕方を変えることを、彼は私に約束しました。

そして、次の会議に彼は、約束通り、誰がみてもわかるくらい明確に、行動を変えたのです。

結果、チームの雰囲気は変わり、そのチームが目指していた展示会は大成功しました。

「誰が見てもわかるくらい明確に行動を変える」ことで、彼が一つ確実に成長した瞬間でした。

小さな成長の積み重ねが、次へのステージへの階段なのだと私は信じています。

2008年10月22日水曜日

行動を変えることで意識を変えるすごいルール

ぼくはすごい会議のコーチのほかに、ビジネススクールや企業研修で講師をやっている。

ぼくの講義では、一番最初に「5秒ルール」という約束をとりつける。文字通り、講師であるぼくが質問したら5秒以内に手を上げるというルールである。これがとても評判がよくて、こんな感想を多くもらう。

・研修というと、どちらかというと聞き放しになることが多いので、まず5秒ルールが与えられた中で、 「まずは初回、自分の考えをアウトプットしてみよう」ということにチャレンジしてみました。

・5秒ルールびっくりしました。芳地先生は良い腕しているなーと思いました。気づけば分からないなりに、手を上げている自分がいました。弊社の会議もあの活気が欲しいものです。

・5秒ルールというのは斬新でした。まず短時間で何かを考え出すだけでも、パワーが必要だと実感しましたね。 今後とも何とか遅れずに講義&勉強会についていこうと思います。

・講義中の5秒ルール。手を挙げなかったときには、自分自身の中でどこかで考えるのを止めてしまっているのを感じました。

このルールのすごいところは「自信がなくても、答えがわからなくても手を上げる」というところにある。(もちろん、短時間でそれにコミットしてもらうには多少のコツが必要ですが)。

研修に限らず、学習効果を高めるには、能動的にインプット(聞く・読む)するとともに、自分なりの考えをアウトプット(書く・発言する)ことが不可欠。そしてこれは参加者もわかっていて、「効果を上げるために、積極的に手をあげて発言するのと、ただ聞いているだけなのとどちらがいいか?」と聞かれると、ほぼ全員が発言したほうがいいと答える。

しかしいい年をしたビジネスパーソンともなると、的外れな発言で恥をかくかも知れないということに対する抵抗感が相当に大きい。積極的に発言することが良いことだとわかってはいても、そのように行動できない。

するとどうなるか?

人間は矛盾に耐えられない動物なので、「良いとわかっているのにできない」のは「できない理由があるから」だ、という風に(きわめて自然に)考えつく。

残念ながら、行動を変えるより、それができない理由を考えた方が楽なので、多くの人はこう言いだすのだ。「自信がないから発言できない」「答えがわからないんだからしょうがない」「だいたいわかってるけど言葉にならないから、誰かの意見を聞こう」・・・

しかしながら、試しに5秒ルールに乗っかってみた人はすぐに気づく。「やってみたらできた」「やってみたら自分の不十分なところが明らかになった」「手を上げられない自分と向き合って改善点がわかった」などなど。

「自信がないからできない」

自分の口からそんな言葉が出てきたら、5秒ルールでチャレンジしてみてほしい。だって、チャレンジしたことがないのに自信などできるはずもないし、何度もやってみてうまくいったら自信も持てる。自信がないことを「できない理由」にしている人は、残念ながら、一生できるようにならない。

もしかしたら一生できなかったかもしれないことを、5秒でやってしまえる。これがルールの力だ。

行動を変えるには、出来ない理由を苦労して克服する必要なんてない。やっちゃえばいいのだ。


ほうち@インスパイラル

すごいサポート

クライアントの進捗会議に通常私は参加しない。

しかし、それだとどんな進捗会議をしているのかわからない。へたしたらすごい会議流とはかけ離れた普通の会議をしていたら効果半減である。

そこで10月29日の東京のクライアントの会議室に出向いてどんな進捗会議をしているか観察をしてくる。
そこでもしっかりサポートできたら、彼らは更に成功に近くなる。
とっても楽しみだ。

2008年10月19日日曜日

すごいお客(様)

最近、日本発のインターナショナルブランドをやっている会社の社長とセッションの進め方の話をしていると:

「そうそう、僕ら、恥ずかしいけど、売り上げ10億円ぐらいのころから、日本一になるって言ってたんだよ」

とおっしゃられた。

実際僕たちのお客様には、そういう方が多い。それが売り上げだったり、質や遊び心だったり、世界一だったり、微妙に違うけど、行きたいところの理想を、かなり他と違うところでもってる。

ある会社(公開している情報です)は、売り上げ7千億もいってないのに、2016年までに1兆円やるっていってるし。 

で、僕らのお客さんは、実際に7年前の売り上げが2500億円程度から5000億円に行ったり、学生からの人気がやけに高すぎて(日経の学生が入りたい会社ランキングで、かなりいいところにいった)、「来年ランク下げて、もっと、僕らに会った人間だけ応募するようにしよう」なんて贅沢な状態になったりしてる。

で、実際に成功するかどうか? それはやってみないとわからない。

でも、そういう日本一の目標を聞く、それの達成の手伝いをすごくしたくなる。

すごい会議のコーチは、抵抗できないほどすごい目標を聞くと、いつもより多めに回します;)

2008年10月16日木曜日

期待とは別のものが手に入ったとき

ボエノスディアス! 東シナ海NO.1のすごいコーチ トミナガです。


先日、ある会社で金曜日にすごい会議の導入が決まり(社長が合意書にサイン)喜んでいたところ、休み明けの月曜日に

「富永さんやっぱりやめます」

という電話がかかってきました。
(いきなり背中から切りつけられたか?!)

で、まぁ色々あって結局、僕の心も萎えてしまったので今回は(多分将来も)見送りとなりました。


コレ、非常に問題だと思ったので、その晩は近くの酒屋でシャンパンを買ってきてカミさんと乾杯しました。(問題が出たらそれを喜ぶのがすごいコーチ!)


「今回の結果は何かをオレに教えようとしている。
それは、相手が欲しているものをもっと知るようにってことかもしれないし、
接触の初期段階で何がしかの違和感を感じたらそれが何か自分の中をトコトン掘り下げてみるってことかもしれない。
あるいは、予期せぬ出来事に対して冷静に局面を打開する手段を探すってことかもしれない。」

「いずれにせよ、当初の自分の期待(A社にすごい会議を導入し、会社に変革をもたらす!)は手に入らなかったが、別のことがたくさん手に入ったことを喜びたい。
それでは、カンパーイ!ルネッサーンス!」

パチ!パチ!パチ!パチ!

カミさんもイヤな顔一つせず、「すばらしい!」ってほめてくれました。


私が言うには「うまくいかなかったなぁ~」って嘆くよりも、「この結果は自分に何を教えようとしているのか?この結果から自分は何を得たのか?」って考えるほうが前に進みやすいです。


あと、「カミさんが支えてくれてるなぁ~」ってあらためて感じたことも、僕が手に入れた重要なものの一つでした。



それでは、グダイマイト! トミナガでした。

2008年10月15日水曜日

すごい会議家族バージョン

最近、両親の雰囲気に明らかな変化が見られるようになりました。
きっかけは、「すごいやり方」という書籍に書いてあることを
私のサポート付きで、ひとつひとつ、母が実行したことでした。

決して難しいことではありません。

例えば
①「相手に復讐しない」
新しいテーブルクロスにお茶をこぼした父に、いつもだったら
「もう~~!!またこぼして!!さっき替えたばっかりなのに・・・。
いつも貴方はすぐこぼすんだから!洗濯するのは私なのよ!」
と、父に復讐のミサイルを発射していました。

すごいやり方にすると
「パパ(ハートマーク)、出来るだけこぼさないでくれると嬉しいわ~、ね!」
と変化しました。

そこでどうしようもない冷たい、非建設的な空気が流れることなく、
明るい話題に入っていけることは、すごい変化です。

②「会話はリクエストと提案のみにする」
父が決めてきた案件に
「貴方、それはおかしいんじゃないの?」
「それ、今一ピンとこないわ」
という「問題を単なるコメント、指摘」が多発していました。

すごいやり方にすると
「パパ、今回の旅行は、2泊ではなくて、4泊にしない?
近くに良いゴルフ場があるみたいだから、そこでラウンドしたいの!」
「それについてはもう一度○○さんに相談してみて、
ここの部分を変更してみない?」
という、提案とリクエストが出てくるようになりました。

結果、あんなに頻繁に冷戦(というか母の一方的な攻撃で、
父は嵐が過ぎるまで一言も話さない、そして、母の抱えているストレスと問題は
何も解決せず、父はその問題を認識することも出来ず、時間だけ過ぎる状態)
は、全く勃発しなくなり、
還暦を越えた二人は今、ラブラブです。

シンプルだけど、やっぱりこれってすごいやり方!!
人の人生を変えることが出来るんですもの。

うまくいく方をやるためにはどうすればいいか?

企業にしても個人にしても、「どちらの選択肢がうまくいくか」の判断はそれほど難しくない。

例えば、稼ぎの多いビジネスパーソンになるために、どちらの選択肢の方がうまくいくか?

・自分なりの夢や目標を持つのと持たないのとでは?
・家に帰ってTVを見るのと、ビジネス書を読むのでは?
・パチンコに金を使うのと、セミナーに金を使うのでは?
・問題が起こったときに、できない理由を考えるのと、どうすればうまくいくかを考えるのでは?
・時間や約束を守るのと守らないのとでは?

例えば、成長する会社になるために、どちらの選択肢の方がうまくいくか?

・会議で毎回、誰がいつまでに何をやるかが決まるのと、それが曖昧なまま終わるのでは?
・問題が起こったとき、問題を無視するのと、誰のせいなのかを考えるのと、どうすればいいかを考えるのとでは?
・時間や約束を守るのと守らないのとでは?


なんと簡単なクイズだろう。

しかし、多くの人や組織では、それができない。
やった方がいいことはわかっていても、できない。

それを指摘されると、できない理由が山ほどでてくる。
でも、どうしたらできるかはあまり出てこない。

お勧めな方法はたくさんあるが、そのひとつは「ある部分に限定して、そこだけは絶対に譲らない」ということ。

たとえば、平日だけは絶対にTVを見ない。
たとえば、この会議だけは決めたことを必ず守る。

これが一定期間できれば、他のことでも同じようにできる可能性が高い。だったら、その人がうまくいく可能性もまた高まる。

さらにお勧めなのは、それを「自分に対して率直にものを言ってくれる人」に約束し、律してもらうこと。

ぼくは嫁さんに、約束を破りそうだったら「それでもすごいコーチなの?」とバカにしてくれるようお願いしている。(3週間前にお願いし、すでに2回言われて、効果を実感してます)

もしあなたが自分の何かを変えたいと思っている人なら、ぜひ1週間だけでも試してみてください。

2008年10月14日火曜日

すごいおじさん

禅太郎です。

今、僕のおじさんのお通夜とお葬式で、僕の故郷の仙台に来てます。

今お通夜がおわったところです。

で、その(洋志)おじさん(高校の先生をしていました)、前日に60人の会場にするか、150人の会場にするかで迷って、60人の会場にしたのですが、集まったのが300人!

これ、おじさんがどう生きてきたかの履歴書みたいな感じで、僕はいろいろ感じてしましました。

キリスト教に「死後裁かれる」というのがありますが、なんていうか、死んで、その人のすごさが再認識される。 

仙台のこういった行事には、出来る限り参加させてもらってますが、そのたびに、なんか(自分でいうのもなんですが)成長して帰ってきます。

合掌

どこでもすごいコーチ

リフレクティブクエスチョンリスト

行動についてのリフレクチョン
「それを他人がみたらどう思うか?」
責任を引き寄せるリフレクション
「それを行うのに鍵を握っているのはだれか?」
話し方のリフレクション
「どんなスピーチだと相手のやる気が一段あがるか?」
客観的第3者の視点のリフレクション
「それを聞いて僕はどう思ったと思うか?」
不安を払拭し成功のリフレクション
「上手くいった時はどんなアプローチでやったか?」

普段タイミングよく使うために私はこれを自分用のアジェンダに毎回手書きでメモってます。

2008年10月13日月曜日

Nomad Ball

この2ヶ月はまっているものがあります。
それは、漂流ボール!。
漂流ボールとは、僕が2年ほど前にコンセプトをつくったもので、衛星電話とカメラと太陽電池をボールに詰めて海に(黒潮に)流す。そして、そのボールが、流れるままに、夕日を毎日一枚カメラで撮って僕に送って来るというプロジェクトです。




で、総予算は100万円なのですが、すでに情報代、開発器具やツール(ソフトウェアのライセンスも結構します)等で20万円ぐらいつかっています。

で、今どのぐらいできているかというとーー!



このぐらい。

現在のところ
1)右側のGPSモジュールから現在地を取り出して計算。
2)その下にある(写真では見えませんが)デジタルコンパス(方位磁石)から現在の向きを計算。
といったところが出来上がっています。今後は

3)来週にJPEGカメラが届くので、そのデータを、メモリに読み込む
4)太陽電池から充電電池(このユニットの下についてます)に充電
5)衛星電話モジュール(これが単品では一番高くて、約8万円、プラスアンテナが数万円します)へ、データを送る
6)ハウジング(バレーボールぐらいの大きさの透明な容器というのが僕の今の所のイメージ)
7)各種テスティング

で、その1)と2)までいくのに2ヶ月もかかっているのです。

細かい話はすっとばしますが、このボールに積載するCPUが小型かつ機能がしぼりこまれているので、制作者側がかなり気を使わないとうごいてくれないのです。
(たとえばRAM、多くのPCには1G(ギガ)バイトとか入っていますが、このユニットには386バイトしかはいっていません(100万分の1も入ってない!)。
その386バイトのメモリーを使い回しながらやると、三角関数一回使うと20バイトほど取られるので、かなり難しいわけです。(もちろんそれ以外にも多数の障害あり!)

これ、毎朝、つくりかけのプラモデルがあるようで、生活にはりがでます。

どう、このボール、すごくない?

ぜん

2008年10月10日金曜日

結婚披露宴とすごい会議

ハ~イ!トミナガです。

結婚披露宴って「これで終わり」って言わないで「お開き」って言いますよね。
実はすごい会議も会議の終わりは「お開き」(って言ってないけど)になってます。

会議室を出た後に、

「あ~あ・・・、なんだか大変なことになっちゃったなぁ~・・・」

って思うのか。

「よっしゃ~!やったるでぇ!(金やん)」

って思うのかによって、その後の成果に与える影響が異なってきます。

最近僕が特に意識して取り組んでるのが「会議室を出た後の参加者とその周りの人の行動にどんな影響を与えられるか」です。

で、すごい会議の最終日で実施したのが、

「今まで手に入ってなくて、すごい会議を行うことで初めて手に入ったことって何か?」

って質問して、
それを巨大ポストイットに一人一人書き込んでもらって、
全員がそれを見ながら発表していく
ってことをやりました。

そうすると、参加者から自然と「おぉ~!」って歓声と大きな拍手が湧き上がって非常に良いムードでお開きに!

しかも、社長がこのセッションのメンバーではなかったので、皆が書き込んだ巨大ポストイットを社長のトコに持っていくと、社長ものすごく感激!(翌日の朝礼で喜びを熱く語ってたそうです。)


会議室出た後の参加者の行動や会議室の外の人にも影響を与えることが出来る人って「すごいコーチ」だね♪


それでは、チャオ!

2008年10月8日水曜日

すごいコーチは本気で約束を守る

ある日、クライアント先でのこと。

その日は「すごい会議」のDay3。Day1・2で定めた高い目標とコミットメントに関して起こっている問題を解決する4時間セッションだ。セッション10分前に会議室に入ると、社長秘書さんが会議の準備をしていた。世間話をしながら今日の資料を取り出し、並べ始めたところでこう言われた。

「ほうちさん、今日2人欠席なんですよ」

すごい会議では、何よりもこの会議を優先すること、常にオンタイムで全員が集まることを約束する。実際、この前のセッションではその約束を書いた紙に全員が署名していた。約束は、さっそく破られた。

ぼくはすぐに、机にならべた資料を回収し始めた。そこに社長が登場。

「社長、今日2人欠席だそうですが、このままやりますか?」
「ああ、やむを得ない事情なので、問題ないです。やりましょう」

すごいコーチなら、こういうときどうするか?
もちろん、約束を破ることを許さない。

「問題大ありです。ぼく今日セッションやりたくないんですけど。ここで約束を破ることを許せば、全員がコミットした戦略的フォーカス(短期的な目標)が、期限直前になって“やむを得ない事情”でできなくなる可能性が極めて高くなります。今日は中止でお願いします」

「・・・・わかりました。みんな、今日は中止ということで」

そのあと、別室で1時間社長と話した。そこで明らかになったことは、会社にとって最も重要なことに関して、常に“できない理由”として立ちはだかっている真実。幹部全員がどうにもできないと思っていたそのことが、このチャンスにどうにかできると、この会社にとって極めて大きな価値がある。結局、その問題の解決を社長がコミットしてミーティングは終わった。ぼくが迷わずにキレたことは、結果として、大きな価値をもたらした。

クライアントがつくった目標の達成に、クライアント以上に本気になれるか。顧客を失うリスクを冒してでも、原則を曲げない姿勢を貫けるか。それができなければ、「私はすごいコーチ」とは言えない。

ぼくがすごいコーチとしてひとつ成長できた1日だった。

2008年10月7日火曜日

1日目

本日すごい会議1日目のセッションをした。
最近行っていることは
自分がいろいろ説明的にしていたところを質問に変換して気がつかせることが可能かチャレンジしている。

たとえば、「携帯電話の電源を切ってください。」とお願いしていたところを「携帯電話が会議中にぶるっとするとどんな反応が起きますか?」「その反応は会議にどんな影響をおよぼすとおもいますか?」といった具体です。

こfれもリフレクティブクエスチョンの一つです。

2008年10月6日月曜日

すごいムカつき(学習)

さて、大橋禅太郎です。

実はさっきですね、メールが入っていて、今月に予定されているインタビューに当初の予定だった3人に加えて、クライアントに禅太郎さんのファンがいるから、直接お話をお聞きしたいので、2名増えて、5名で行きたいというメッセージを受け取りました。

で、僕は、なんか知らないのですが、ちょっとムカついてしまったのです。

多分、今、寝不足だったら、速攻「いえ、御受したのは、インタビューなので、当初合意した3名でお願いしますっ!」とメールを書いていたかもしれません。

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さて、僕らすごいコーチ達は、ある学習方法を使っていて、それが効き目がすごいのです。

その名は”リフレクティブ ラーニング”

方法自身は80年代の始めにアメリカで開発されたのですが、あまり聞かれませんでした。
ところが、この数年、組織開発系のセミナーやワークショップに行くと、このリフレクティブ学習法が、いろんなところで使われています。

この学習法は、教科書や正解や教えてくれる人が無いときにどう学習するかの方法論でもあります。

で、やり方は至って簡単:

1)リフレクティブ ラーニング ジャーナルを用意する
多くの読者の方はこのステップでつまづくかもしれませんが、要するに、白紙の紙があればそれでオッケー(マジ) 僕の尊敬するリーダーシップ開発財団のCCL (www.ccl.org)で行われた3日で40万円のワークショップでは、初日にリフレクティブ ラーニング ジャーナルが全員に配られました。 興奮して開いてみると、中身はただの白紙のノート!で、これは紙でも、コンピューターファイルでもかまいませんが、紙の方が僕は好きです。

2)そのジャーナルに
起こった出来事を書く:(ここでは、感情や、意見や、将来の見通し等は書かずに、なにが起こったかだけを書く(結構最初はこれが難しい))
例:本日4:40pmに、1時間のインタビューを依頼されている会社(謝礼3万円)からメールがあり、クライアントがすごい会議のファンなので、同席したい。合計5名になる。とのメールがあった

3)そのジャーナルに
どう自分が反応したかを書く:(物理的にでも、行動でも、感情でも)
-なんかしらんがむかついた
-別に5名になってもどうってことないのに、ムカついた自分に興味を持った
-作業を中断して、このBLOGを書いた。

4)そのジャーナルに
その出来事と反応を振り返るとどんな学習があったかを書く:(書き始めるときは、どんな学習があったかわからなくてもかまわないので、とりあえず書き始めるのが重要)
「勝手に、甘えられると」僕が感じられること(または、「重要視されていない?」というかすかな感情?)があるとムカつく傾向が高い。 気がついたのは

大丈夫 / だめ
甘えられる / なめられる
カジュアル / 無礼
予定通り / 予定変更(してもいいだろうと相手が勝手にそう思っている雰囲気で、予定変更のリクエストをしてくるとき)
僕との約束がしっかり尊重されている上での予定変更 / それ以外の予定変更
しっかりした謝礼 / 3万円(これは冗談)

でも、3万円じゃなかったら(30万だったら)、反応ちがってたと思う(これは、僕が「尊重されてる」と感じるかどうかの違いだと思う。

5)そのジャーナルに、将来の行動を変えるとしたらどう変えるか書く

悪い例:むかつかないように心がける (感情は起こってしまうものだから感情を起こさないようにするのは、精神的コストがメリットに比べて高すぎることが多い)

良い例:おー、これ思いつかないぞ!

というのもオッケー! (思いついたらそれでもよし)

というふうに、 書き進めていくわけです。

僕らのすごいコーチ達は月2回ほど集まっているのですが、僕がフィードバックするときや、学習するときは、このリフレクティブ学習法も使ってます。

学習の戦術と、ツールが自分達にフィットしたものがあると無いのでは、すごい差が出る!!(マジ)

(ちなみに前述のCCLに行くと、「学習戦術」に関するアセスメント(現状調査)とどうすると、学習がよりうまくいくかの、ワークショップや製品も販売してます)

では!

大橋禅太郎

2008年10月2日木曜日

すごい方をやれ

「すごいコーチ」っていうクレドを掲げると僕に何が起きたか?

ここ2、3日で気づいたのは、”うまくいく方をやれ!”のように”すごい方をやれ”っていう風に思考と行動が変化しました。

たとえば、何かやらないといけない作業があっても、なんのかんのと理由をつけてそれをやらない自分を正当化しようとした時。

「すごいコーチならどうするだろうか?」って自分に質問すると「おっと!すごいコーチならこんなにダラダラしないぞ!」って感じで、やけに動きやすくなりました。

他にも、

「すごいコーチなら今日のミーティングでどんな成果を出すだろうか?」
「すごいコーチなら今期の売上はどのくらい上げるだろうか?」
「すごいコーチならこんな時に落ち込むだろうか?」
「すごいコーチならこんな時に相手を恨んだりだろうか?」
「すごいコーチなら朝一番の仕事は何をするだろうか?」
「すごいコーチならお昼は何を食べるだろうか?」

で、たとえ結果があまりよろしくなくても「すごいコーチなら自分を責めない」って(自分で勝手に)決めたので、精神衛生上非常によろしい。

あと、矛盾しているようですが、

「すごいコーチはすごくなくてもいい」
(すごいに縛られてるとすごくない)

っていうのもイイ感じ♪

2008年10月1日水曜日

マイ・クレドのすすめ

ぼくら、すごい会議のコーチの間で定めたクレド「私達はすごいコーチ」。

このブログは、ぼくらがクレドによって常に「すごいコーチならどう判断するか?どう行動するか?」を考え、そのように生活していくことで、もっともっとすごいコーチになっていくプロセスをレポートするために作られました。今後、5人のすごいコーチがリレー形式でブログを担当していきます。

最初なので、そもそもクレドとは何かの説明を。

信条とか規範、行動指針などと訳されますが、要するに「私はこのように行動しますという約束」のこと。リッツカールトン日本支社長の高野登氏は、著書『サービスを超える瞬間』の中でクレドをこう説明しています。

「・・・よく誤解されるのですが、クレドはマニュアルではありません。マニュアルは従業員の言語や文化的背景、あるいは教育レベルが多様化しているアメリカ社会で発達したもので、いうなれば頭で理解させて守らせるルールです。
 一方、クレドは心で納得して実践するものです。同じ感性と価値を共有した人がほんとうに心からクレドに納得していれば、マニュアルのように細かい決まりを定めなくても、自然に同じ振る舞いができるというのがクレドの基本的な考え方です。・・・」

つまりマイ・クレドを持つメリットは、ぼくが言うには「自分の発言や行動に望ましい一貫性を持たせられ、しかもそれが誰にも強制されず、守ること自体が喜びとなる」ということ。そういうの持ってないよという方は、試しに作ってみて、1週間だけでもいいので守ってみてはいかがでしょうか。それによって何か変化が起こるかも知れません。

というわけで、私達すごい会議のコーチはこれから「私達はすごいコーチ」と唱えながら日々を生きるのです。(宣言)


ちなみにぼくはこのクレドをつくるまで、30代半ばになる自分のおなかが日々ゆるんでいくことを「許したくないのに許し続けて」いました。その結果、とうとうウエストが90cmに到達!(けっこうショック)。高脂血症、高血糖、高血圧などは全くないので真のメタボではないですが、ウエストサイズは立派なメタボ基準になってしまいました。

しかし、すごいコーチなら「許したくないのに許し続けている」という「ひどい真実」を絶対に許さない!ので、昨日からジム再開。引きしまったウエストを取り戻すべく、今日もこれから汗を流しに行くのでした。