2009年2月27日金曜日

効果的なプレゼンのための5ヶ条

こんばんは、ほうち@インスパイラルです。

今日は結構なお金を払って、5時間のセミナーを受講してきました。

ほうちさんでもセミナーとか受けるんですか?とかよく聞かれるんですが、もちろんよく受けます。自己投資は最も割のいい投資ですし、これだけ人前で話す機会が多いと、セミナー運営やプレゼンテーションの仕方からも学ぶところが多いのです。

で、今日のセミナーはどうだったかというと、正直言って8割の時間は(コンテンツとしては)ぼくにとって価値のないものでした。

だからといって、その時間を無駄に過ごすわけではありません。ぼくにとって価値のない内容の講義の時間は、最高の自習の時間。高校時代はこれを毎日やってたので、学習塾に一回も通わず、自宅学習もほとんどせずに東大に入れました。有意義な内職をすることにかけては自信あります(笑)

というわけで、自習時間のうち半分で、ぼくの出版企画のコンセプト固めとスケジューリングが完成。今度こそ、今年の秋頃までの出版に向けて本格稼働します。

そして残りの半分の時間は何をしてたかというと。

セミナーをやる立場としての自戒も込めて、この(ぼくにとって)価値のないセミナー、どうすれば価値あるセミナーにできるか?を考えていたのです。

で、その時間で作ったのがこれ。


■効果的なプレゼンテーションのための五ヶ条

第一条:質問を多用すべし!
人の集中力は、一方的な刺激に対しては長時間続かない。しかし、質問を投げかけられると、答えを出そうと脳が動き出す。こまめに質問を投げかけることで、関心を引き続けられる。

第二条:客が何を聞きたいかを間違えるな!
今日のセミナーは、5時間のうち実に2時間半が、このセミナーのテーマに関して「いまなぜこれが重要か?」を延々と聞かされるという内容。ていうか、お客さま(しかも経営者限定)はそれが重要だと思ってるから高いお金と平日の貴重な時間を使って参加しているわけでさ。要は半分の時間が前置きなわけです。しかも二時間半のあいだ休憩なし。ぶち切れて帰った人がいなかったのが不思議なくらいです。

第三条:スライドを先に配るな!
プレゼンは、お客さまの視線と心を自分にクギ付けできるかどうかが勝負。わざわざ自分からスライドを配って、それに視線を奪われるのはなんとももったいない。これではみんな下を向いてしまいます。

第四条:最もいじりにくい人をいじれ!
プレゼンのコツとして有名なもののひとつに、客いじりをして場を和ませろというものがある。で、多くの人は「いじりやすそうな人(前の方でよく聞いてる人)」をいじる。しかしぼくからすると、もともと聞いてる人を聞かせても場は温まらない。できるだけ遠くに座っていて、興味なさそうにしている人(そう、今日のぼくだ)こそいじろう。その人がついてくると、他の人もつられて場の温度が一気に上がる。やる気なさそうな人や、文句言いそうな人がいたら最高にオイシイ!

第五条:断言しろ!
今回のセミナーで印象に残ったのが、演者の「私なりの考えはありますが、全てが全員に当てはまるわけではないので、あえて言いません」というセリフ。あのねえ、ぼくらは一片の真理が含まれている言葉から気づきを得たくて来てるんですよ。ぼくからすれば「全員に当てはまらんのはあたりまえや! 自信もって言い切れへんねやったらセミナーなんかやるな!」というところです。

というわけで、以上が今日の成果でした。

よし、今日も有意義な一日だった☆

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